東京都千代田区:千鳥ヶ淵戦没者墓苑のご朱印

千鳥ヶ淵戦没者墓苑(ちどりがふちせんぼつしゃぼえん)

九段下靖国神社から徒歩約7分の距離に、
先の太平洋戦争において海外で戦没された方の御遺骨が埋葬されている、
千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑で頂けるご朱印

参拝者休憩所ではご朱印を頂く事が出来ます。
枚数限定正月限定『龍の御朱印』が配布されていました。

由緒

昭和三十四年に海外の戦場で戦没された方々の御遺骨を埋葬するお墓として建設されました。

氏名不詳で、遺族に渡すことができない御遺骨が埋葬されています。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の場所は、江戸時代は、火除け地として薬草園がありました。
明治時代になると、皇族閑院宮久邇宮賀陽宮邸の敷地となりました。

墓苑東門付近に隣接する敷地には、
昭和十一年『二・二六事件』で襲われ重傷を負った、
鈴木貫太郎侍従長官邸がありました。
再起後、昭和二十年には総理大臣として戦争終結に導きました。

前屋

手水鉢

きれいなお花がいけられていました。

六角堂(本屋)

各戦域の大地の土・石を高温で焼いて作られた陶棺があり、
昭和天皇下賜骨壺が納められています。

昭和天皇御製の碑

墓苑建設の年の秋、昭和天皇より下賜された御製を、秩父宮妃殿下謹書され、
昭和三十五年(1960年)竣工しました。

上皇陛下御製の碑

終戦六十周年を迎えるにあたり、『歌会始の儀』で詠まれた上皇陛下の御製を、
常陸宮妃殿下が謹書され、平成十七年(2005年)竣工しました。

墓苑周辺

入口の前は千鳥ヶ淵北の丸公園が見えます。

靖国神社の鳥居も見えます。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑のご朱印

正月限定・龍のご朱印

千鳥ヶ淵戦没者墓苑情報

  • 住所:東京都千代田区三番町2
  • アクセス:東京メトロ・都営新宿線九段下駅徒歩約10分・半蔵門駅徒歩約10分
  • HP:http://boen.or.jp/

千鳥ヶ淵戦没者墓苑周辺

鍋割坂(なべわりざか)

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の近くには、鍋割坂があります。

鍋を伏せたような形状をした台地割ったように坂道が通っていることから、
名付けられました。

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