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伏木一宮:越中気多神社(けたじんじゃ)
由緒
養老元年(717年)に越中国を分離して能登国を置く頃に、
能登国の気多大社から分霊を勧請しました。
寿永の末(1184年)に木曾義仲の兵火で一宮社を除く末社等をことごとく焼失しましたが、
その後再建されました。天文十九年(1550年)に再び上杉の兵火で再び焼失しました。

前田利常に崇敬され、正保二年(1645年)に社殿が再建されました。

社標

駐車場から階段に登ります。

参道の階段からは立山連峰を見ることができます。
鳥居

社殿

拝殿裏の本殿は国の重要文化財に指定されています。

本殿は永禄年間(1558年~1569年)に再建されました。
大伴神社

大伴神社には奈良時代の公卿で歌人である大伴家持(おおとものやかもち)が祀られています。
大伴家持は国司として、現在の高岡市伏木の地に赴任していました。
大伴神社は昭和六十年(1985年)に創建されました。

境内には大伴家持の顕彰碑がありました。

大伴家持が「二上山」「布勢の水海」「立山」を、
『越中三賦』という大作の長歌にまとめ上げました。
顕彰碑の脇には「越中三賦」をかたどった石が置かれました。

高志のみはらし

「高志のみはらし」からの眺めです。伏木富山港や立山連峰を見ることができました。

天気の良い時は、更にきれいな立山連峰を見ることができます。

越中気多神社のご朱印
令和七年拝受:ご朱印

ご朱印は階段下駐車場からさらに下にある宮司様宅で頂きました。
神社情報
- 住所:富山県高岡市伏木一宮1-10-1
- アクセス:JR氷見線越中国分駅徒歩約15分
- HP:https://ketaweb.net/
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