旧池袋村の鎮守様:池袋富士お山開き祭:池袋氷川神社
東武東上線下板橋駅が最寄駅です。南口から歩いて向かいます。
由緒
池袋の地は室町時代の永禄二年(1559年)の『小田原衆所領役帳』に、
「武州豊島郡池袋村」と書かれていることから、
その当時より村が形成されていたことが記録されています。
創建時期は不明ですが、
天保元年(1830年)の『新編武蔵風土記稿』に、
「氷川社 村ノ鎮守」という記述があります。
武蔵国一の宮の氷川神社から分かれたといわれています。
神社の境内からは縄文時代後期と推定される土器片も出土し、
「池袋村貝塚」として知られています。
御祭神
一の鳥居と社標
社殿
東京大空襲の災禍からも復興し、現在の社殿は昭和四十年に竣功しました。
土俵
社標と『八紘一宇』石碑
池袋富士塚
富士信仰に基づいて、富士山に模して造られた山や塚のことです。
江戸時代に始まったもので、関東地方の神社に見られます。
既に存在する丘や古墳を転用して富士山に見立てたものや、
富士山の溶岩を積み上げたものがあります。
浅間神社の境内にあり、富士塚の山頂にも浅間神社奥宮が設けられています。
明治四十五年(1912年)に築かれた富士塚は、高さ約五メートルで、
東西幅約十三メートル、南北幅約十八メートルの大きさになります。
毎年七月一日のみ開山されます。
池袋富士塚の修復事業は令和五年六月に完遂しました。
令和五年:池袋富士お山開き祭
令和五年お山開き祭:鳥居
令和五年お山開き祭:社殿
社殿の左に池袋富士塚の奉納受付があります。
令和五年お山開き祭:池袋富士塚入口
登山道が一つしかない為、入口で人数制限がありました。
令和五年お山開き:池袋富士塚
富士塚の途中には石碑が多くありました。
猿田彦大神の石碑もありました。
池袋富士塚:七合目
池袋富士塚:山頂
山頂は二~三人がやっと立てるくらいの広さでした。
山頂には浅間神社の祠が建っていました。
池袋富士塚:山頂からの眺め
池袋氷川神社のご朱印
平成二十六年拝受:ご朱印
令和二年拝受:ご朱印
令和五年七月拝受:夏越の大祓い・ご朱印
令和五年池袋富士お山開き:浅間神社・ご朱印
お山開き限定のご朱印を書き置きで頂きました。
神社情報
- 住所:東京都豊島区池袋本町3-14-1
- アクセス:東武東上線下板橋駅徒歩5分
- HP:https://ikebukurohikawa.org/index.html
ご覧頂きましてありがとうございます。
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)