千葉県富津市:関東三十六不動霊場第三十二番札所:最上寺のご朱印

岩瀬不動尊:最上寺(さいじょうじ)

関東三十六不動霊場

関東三十六不動霊場

関東三十六不動霊場は、不動明王をお祀りする寺院を巡るものです。
三十六ケ所の札所は、不動明王眷属(けんぞく)である三十六童子お護りする尊像を、
巡拝の御本尊としたことから定まったものです。
不動尊への信仰は古くから関東地方の南部で篤いため、
我が国最大の不動尊の霊域ということができるそうです。

由緒

天智天皇の御代(668年~71年)修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)がこの地を訪れ、
お堂を建てたのが始まりです。このお堂に不動明王を安置して、最上寺と称しました。

後鳥羽天皇の御代(1185年~97年)京仏師運慶がこの地を立ち寄り、
十一面観世音菩薩の尊像を謹刻し、別殿を造立しました。

弘治の変(1556年)に際し、堂宇は一朝にしてことごとく焼失しましたが、
御本尊不動明王と、十一面観世音菩薩災禍を免れました。

最上寺中興の祖と伝わる伝順僧都(でんじゅんそうず)らによって、堂宇は再建されました。

仁王像と本堂

本堂

御本尊不動明王安置され、
かつて山腹にあった観音堂に祀られていた十一面観世音菩薩像仮安置されています。

本堂の天狗面

本堂前には天狗面厄除け大念珠があります。

庫裏客殿

平成二十七年春に完成しました。

菜の花とイノシシ注意の看板

菜の花が綺麗に咲いていましたが、『イノシシ注意』の看板が気になりました・・・。

最上寺のご朱印

平成二十六年拝受:関東三十六不動霊場第三十二番札所・ご朱印

平成二十六年拝受:十一面観世音菩薩・ご朱印

寺院情報

  • 住所:千葉県富津市岩瀬416
  • アクセス:JR内房線大貫駅下車徒歩約15分
  • HP:http://www.saijoji.com/

アクアライン海ほたる

岩瀬不動尊最上寺へは東京湾アクアラインを渡ってきました。

海ほたる川崎側

先には川崎側のトンネルがあります。

シールドマシンのカッターフェイス

海ほたる北側には、実際にアクアライン掘り進んだ
シールドマシンカッターフェイスが展示されていました。
全長9.5キロメートル2本のトンネルを完成させました。

カッターフェイス直径は14.14メートル世界最大規模です。

海ほたる木更津側:幸せの鐘

ご覧頂きましてありがとうございます。