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尉殿神社(じょうどのじんじゃ)
東京都西東京市にある尉殿神社は田無神社の兼務社です。
社務所は無人で、ご朱印の授与は無いようです。
由緒
永正二年(1505年)創建と社伝されています。
古くから上保谷村の総鎮守で、創建当初は宮山(現在の西東京市谷戸町付近)にありましたが、
元和八年(1622年)に上保谷の尉殿権現と正保三年(1646年)に田無の尉殿権現(田無神社)に、
それぞれ分祀されました。
旧御神体の俱利伽羅不動明王(現在は旧別当寺の宝晃院:ほうこういんに安置)は水の神で、
御祭神の級長戸編命(しなつひこのみこと)は風の神です。
江戸時代の終わりまで、神仏習合の本地垂迹(ほんちすいじゃく)思想にもとづいて、
尉殿権現と称され、生活用水を保護する水の神尉殿(じょうどの)を祀ったことにはじまります。

社殿

令和五年参拝時:社殿

例大祭の日は御神輿が飾られていました。

参道も露店で賑わっていました。

西東京市指定文化財:石燈籠一対


江戸時代初期の「天和二年上保谷村惣氏子」と銘文されています。

御神木

令和二年(2020年)十月に植樹祭が行われました。榛名神社の御神木を譲り受けました。
かつての御神木は三十年程前に落雷で朽ちてしまったそうです。

令和三年(2021年)三月訪問時には、御神木は大きく育っています。

令和五年(2023年)参拝時には、さらに大きく育っていました。
住吉地蔵

神社のそばを走る保谷志木線沿いに、交通安全祈願の住吉地蔵がありました。
神社情報
- 住所:東京都西東京市住吉町1-21-1
- アクセス:西武池袋線ひばりヶ丘駅徒歩約13分
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