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東叡山寛永寺:不忍池弁天堂(しのばずのいけべんてんどう)
不忍池弁天堂は東叡山寛永寺の伽藍のひとつで、
寛永寺を開山した天海大僧正によって建立されました。
谷中七福神(やなかしちふくじん)
由緒
上野台地が忍が岡と呼ばれていたのに対し、
約五百年程前から不忍池(しのばずのいけ)と呼ばれていました。
天海大僧正は、寛永寺を建立してから数年後に、
水谷伊勢守勝隆(みずのやいせのかみかつたか)と相談して、
琵琶湖の竹生島にならって島を築きました。
御本尊の八臂大辨才天(はっぴだいべんざいてん)も、
竹生島の宝厳寺(ほうごんじ)から勧請したものです。
弁天堂(べんてんどう)
昭和二十年三月の空襲で焼失した弁天堂は、昭和三十三年に再建されました。
令和六年一月:弁天堂
谷中七福神の期間中でしたので、参拝者の行列ができていました。
大黒天堂
豊臣秀吉が大切に護持していた大黒さまは太平洋戦争の空襲を逃れ、
昭和四十三年に再建された大黒天堂に安置されています。
谷中七福神の大黒天は、東叡山寛永寺の旧釈迦堂である護国院に祀られています。
令和六年一月:大黒天堂
大黒天堂には戦国大名の毛利元就の三男・小早川隆景の言葉が張られていました。
不忍池弁天堂への参道
創建当時は舟で往復していましたが、江戸時代の寛文年間に正面参道の陸橋ができました。
弁天堂のご朱印
平成二十六年拝受:谷中七福神・弁財天:ご朱印
令和三年拝受:谷中七福神・弁財天:ご朱印
令和六年拝受:谷中七福神・弁財天:ご朱印
令和三年拝受:大黒天:ご朱印
令和六年一月拝受:大黒天:ご朱印
寺院情報
- 住所:東京都台東区上野公園2-1
- アクセス:JR上野駅徒歩5分
- HP:http://bentendo.kaneiji.jp/
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宝暦年間(1751年~1764年)に開創されたといわれる江戸最古の七福神で、
寺院だけで構成されています。1月1日~10日までの期間に御開帳されます。
東覚寺:福禄寿:東京都北区
青雲寺:恵比寿:東京都荒川区
修性院:布袋尊:東京都荒川区
谷中天王寺:毘沙門天:東京都台東区
谷中長安寺:寿老人:東京都台東区
護国院:大黒天:東京都台東区
不忍池弁天堂:弁財天:東京都台東区