【史跡・墓所訪問】石川県金沢市：国指定史跡：加賀藩主前田家墓所

今回は前田家墓所の中で、初代利家、芳春院、二代利長の墓所を訪問しました。

東西に約四百メートル、南北に約三百五十メートルの広さです。
墓所内には江戸時代に加賀・能登・越中三ヵ国百万石を領有した歴代藩主を中心に、
藩主正室、生母、子女ら計八十四基の墳墓が造られています。

藩主墓所のはじまりは、慶長四年(1599年)に死去した前田利家の墳墓造営が契機です。
利家は生前の遺言により、野田山を自らの墳墓の地に指定しました。

ふもとの駐車場に車を止め、階段を登りました。

熊注意の看板が出ていました。

金沢市内を眺めることができます。かなり高い場所にあることがわかります。

加賀藩祖の前田利家の墓所です。

慶長四年(1599年)に大阪城で亡くなりました。享年六十二でした。
金沢市にある尾山神社の御祭神でもあります。

前田利家正室の芳春院の墓所です。

元和三年(1617年)に金沢で亡くなりました。享年七十一でした。

加賀藩二代藩主の前田利長の墓所です。

富山県高岡市にも加賀藩二代藩主の前田利長墓所があります。

野田山には加賀藩主前田家墓所を頂点に、
藩士や町人など多くの墓が江戸時代から築かれています。

今回は奥村家墓所のみ訪問しました。