埼玉県比企郡嵐山町:鎌倉幕府有力御家人:畠山重忠ゆかりの地:鬼鎮神社のご朱印

全国四社の鬼を祀る神社の一つ:鬼鎮神社(きじんじんじゃ)

武蔵嵐山駅(むさしらんざんえき)

鬼鎮神社東武東上線武蔵嵐山駅より徒歩約12分のところにあります。

武蔵嵐山駅嵐山町ステーションプラザ嵐なび前にある畠山重忠パネルには、
鬼鎮神社節分祭鬼の面を持っていました。

駅前には畠山重忠のぼりもありました。

畠山重忠ゆかりの地

畠山重忠

畠山氏坂東八平氏の一つである秩父氏一族です。
畠山重忠源頼朝の挙兵の際、最初は平家方として頼朝討伐に参加しましたが、
その後頼朝に帰伏しました。
鎌倉幕府の有力御家人として、『鎌倉武士の鑑』とも称されました。
しかし北条時政謀略により、北条義時率いる大軍に滅ぼされました(畠山重忠の乱)
享年四十二でした。武勇の誉れ高く
清廉潔白な人柄から『坂東武士の鑑(かがみ)』と呼ばれました。

畠山重忠居館である菅谷館鬼門除け守護神として祀られました。

御祭神

御祭神

衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)
黄泉国から戻ったイザナギが禊をする時に投げ捨てた杖から生まれた神様
悪魔払いの神強い力を授ける神といわれています。

八衢比古命(やちまたひこのみこと)八衢比売命(やちまたひめのみこと):夫婦神
黄泉国から戻ったイザナギが禊をする時に生まれた道俣神(ちまたのかみ)

伝承として、1日に100本刀を打てたら親方の娘を嫁にもらえるといわれた若者が、
一心不乱に刀を打ち、姿がいつしか鬼に変わりながら刀を打ち続けていました。
夜が明けると若者は99本の刀とともに亡くなっていました。
親方若者を葬り、その地に造った神社が鬼鎮神社ともいわれています。

鬼を祀る神社

鬼を祀る神社

鬼神社:青森県弘前市
鬼神社(天満社境内):大分県大分市
鬼神社(玉屋神社境内):福岡県田川郡添田町
鬼鎮神社:埼玉県比企郡嵐山町

全国に鬼を祀る神社は四社あります。

由緒

寿永元年(1182年)鎌倉幕府有力御家人畠山重忠居館である、
菅谷館鬼門除け守護神として祀られました。
坂東武士戦時中出征兵士武運長久崇敬篤く
近年受験必勝の神様として参拝されています。

節分祭の掛け声

節分祭の時には『福は内、鬼は内、悪魔は外』という掛け声が有名です。

社標と鳥居

鎌倉街道に沿って建立されました。

神社から鎌倉街道に沿って歩くと蓮の池もありました。

鳥居

狛犬

社殿

社殿には奉納額が飾られていました。

社殿の鬼瓦

社殿には立派な鬼瓦がありました。

鬼の金棒

社殿横には奉納された鬼の金棒が置いてありました。

鬼の奉納額

鬼のイラストが奉納されていました。

神楽殿

境内

鳥居の側には御神木のように大きな木がありました。

毘沙門塔と書かれた石碑がありました。

鬼鎮神社のご朱印

鬼鎮神社:秋詣ご朱印

鬼鎮神社:ご朱印敷き紙

ご朱印敷き紙鬼の印が押されていました。

鬼鎮神社:お守り

お守りは鬼の金棒となっています。

神社情報

  • 住所:埼玉県比企郡嵐山町川島1898
  • アクセス:東武東上線武蔵嵐山駅徒歩約12分

参拝した土曜日は社務所に氏子の方がいらっしゃり、書置きご朱印を頂きました。

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