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旧葦原(よしわら)総鎮守:末廣神社(すえひろじんじゃ)
日本橋七福神
授与品は1月1日~15日までの期間となります。
詳細は日本橋七福神めぐり公式サイトまで:https://www.nihonbashi-shichifukujin.gr.jp/
由緒
慶長元年(1596年)以前に稲荷祠として鎮座していたといわれています。
元和三年(1617年)に庄司甚右衛門らが幕府の許可を得て、
当時未開の沼地であった周辺地域を開拓し、
江戸で初めての遊郭である『葦原(吉原:よしわら)』を作った際に、
氏神として信仰されました。
延宝三年の社殿修復の際に、中啓(末廣扇)が見つかったことから、
末廣神社と名付けられました。
その後葦原は、江戸市域が拡大し、明暦の大火で焼失した為、
浅草へ移転し『新吉原』となりました。
疫病鎮めの信仰も集めたことから、
病気平癒などの御神徳を求めて祈願する参拝客が多いそうです。
社殿
現在の社殿は昭和二十二年(1947年)に総檜造りで再建されました。
境内
境内には『末廣徳の石』や『は組の石碑』があります。
末廣徳の石
境内の椎の木の根元に、様々な徳を授け高める力があるといわれる石があります。
は組の石碑(木遣石)
『は組』は現在の消防署である火消しの「いろは組」です。
火消しの「いろは組」の石碑が奉納されて現存しているのは珍しいようです。
祖霊祭案内
仏教の「お彼岸・お盆」のように、
神道でも「祖霊祭」がお彼岸・お盆の時期にあるそうです。
末廣神社のご朱印
末廣神社・ご朱印
日本橋七福神・毘沙門天:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都中央区日本橋人形町二丁目25-20
- アクセス:都営浅草線人形町駅徒歩約3分・東京メトロ日比谷線人形町駅徒歩約3分
- HP:https://suehirojinja.or.jp/
末廣神社周辺
縫月堂(ぬいげつどう)
金座通り沿いに縫月堂(ぬいげつどう)という和菓子店がありました。
『末廣酒饅頭』を購入しました。
福島県会津の銘酒処「末廣酒造」の薫り高い酒粕が使用されているようです。
色々買いましたが、真ん中が末廣酒饅頭です。
ご覧頂きましてありがとうございます。
東京都中央区にある神社を巡拝します。七福神のご朱印は通年頂けます。
昭和二十五年頃に元伯爵の有馬頼寧(ありまよりやす)の発案で始まり、
一時中断しましたが、昭和五十一年に再興されました。
笠間稲荷神社東京別社:寿老人
小網神社:福禄寿
水天宮:弁財天
末廣神社:毘沙門天
椙森神社:恵比寿神
松島神社:大国神
茶ノ木神社:布袋尊