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中里八坂神社:中里の富士塚(大泉)
富士塚(ふじづか)
西武池袋線大泉学園駅からの道のり
西武池袋線大泉学園駅北口から和光市駅南口行きバスに乗り、
「もみじ山バス停」で降りました。バス停前には「大泉町もみじやま公園」があります。
途中にらんとう坂下交差点があります。「らんとう」とは『卵塔』と書きます。
卵塔とは、石の土台の上に卵型の石碑が建っている塔の名称です。
中里八坂神社参道・一の鳥居
鳥居が見えてきましたら到着です。
二の鳥居
二の鳥居をくぐり、階段を登ると境内があります。
中里八坂神社境内
境内の右側に富士塚があります。
中里八坂神社の社殿
ご朱印の授与は無いようです。
中里八坂神社と大泉富士の由緒
中里八坂神社は旧橋戸村の鎮守で、京都の八坂神社の御分霊を勧請して創建されました。
村人から「中里の天王様」と親しまれてきました。
額堂には江戸時代からの絵馬が数多く奉納されています。
中里の富士塚は、明治初期に講中によって築造されたといわれていますが、
文政五年(1822年)の石碑があることから、江戸時代すでにその原形があったと思われます。
毎年八月一日に山開きが行われます。
中里八坂神社のカヤ
カヤは区内有数の大きさで、高さ約25メートルあります。
中里八坂神社のイチョウ
イチョウは高さ約26.5メートルあります。
遠くを眺めますと、高い場所にあることがわかります。
中里の富士塚
中里の富士塚は、高さが約十二メートルで、径が約三十メートルあり、
練馬区内最大規模の富士塚です。
富士塚のある境内の一角には「中里富士あそび場」という公園があります。
中里の富士塚情報
- 住所:東京都練馬区大泉町1-44
- アクセス:西武池袋線大泉学園駅下車
和光市駅南口行きバス乗車もみじ山バス停下車徒歩約8分
ご覧頂きましてありがとうございます。
富士信仰に基づいて、富士山に模して造られた山や塚のことです。
江戸時代に始まったもので、特に関東地方の神社に多く見られます。
既に存在する丘や古墳を転用して富士山に見立てたものや、
富士山の溶岩を積み上げたものがあります。
浅間神社の境内にあり、富士塚の山頂にも浅間神社奥宮が設けられています。