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鎌倉幕府有力御家人の大江広元ゆかりの地:大江稲荷
明王院から金沢街道を東に向かうと、
鎌倉幕府有力御家人の大江広元を祀る大江稲荷があります。
由緒
鎌倉幕府で初代政所別当を務めた大江広元を祀ります。
生前は十二社に屋敷を構えたという伝承があり、
明王院の裏山に大江広元の墓と伝わる五層の塔があります。
法華堂跡には江戸時代に長州藩が建てた大江広元の供養墓があります。
鎌倉幕府有力御家人:大江広元ゆかりの地
大江広元
子孫には戦国大名の毛利元就や輝元にもつながる毛利家がいます。
鎌倉町青年團:大江広元屋敷跡碑(明王院周辺)
参道階段
鎌倉街道の側にありますが、
参道の階段を登るころには車の音も聞こえない静かな環境です。
社殿
大江稲荷のご朱印
明王院で頂きました。
初午祭では明王院の住職が読経供養されます。
ご朱印は、令和四年四月に明王院観音堂で大江稲荷の御神体が特別開帳された際、
頂きました。
神社情報
- 住所:神奈川県鎌倉市十二所114
- アクセス:JR鎌倉駅下車京急バス金沢八景駅行き『十二社神社』下車徒歩2分
ご覧頂きましてありがとうございます。
鎌倉幕府の初代政所別当である大江広元(おおえのひろもと)は、
兄の中原親能(なかはらのちかよし)の縁で鎌倉に下りました。
朝廷との交渉やその他の分野などでも実務家として活躍しました。
嘉禄元年(1225年)に七十八歳で亡くなりました。