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日本三大東照宮:仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)
川越には、日本三大東照宮のひとつに数えられる、仙波東照宮があります。
日本三大東照宮
全国東照宮めぐり
昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
『全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年の徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
『全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。
全国東照宮めぐり:御朱印帳


全国東照宮めぐりの御朱印帳は、日光東照宮で頂きました。
由緒
元和三年(1617年)に徳川家康が没後、
その遺骸が久能山から日光に移葬する際、
喜多院に四日間逗留しました。
その縁から天海僧正が寛永十年(1633年)に創建しました。
諸説ありますが、日光東照宮、久能山東照宮と並んで、
日本三大東照宮と呼ばれています。

国指定重要文化財:拝殿・幣殿

寛永十五年(1638年)の川越大火で延焼しましたが、
江戸幕府三代将軍の徳川家光は、川越城主の堀田正盛を造営奉行に命じ、
寛永十七年(1640年)に再建されました。

現在の社殿は創建当時からのものとなります。

社殿前の狛犬は埼玉最古の狛犬といわれています。

川越城主であった柳沢吉保や秋元但馬守喬朝(たかとも)の頃に大修復があったと伝えられ、
松平大和守の弘化四年(1847年)にも修復が行われたようです。

本殿

拝殿裏の本殿を見ることができます。

参道

境内は日曜・祝日のみ入ることができます。


平日・土曜は葵の紋のある門が閉じられています。

本殿の周囲は歴代の川越藩主が献燈した石灯籠が並んでいます。

柳沢吉保奉納・石灯籠

拝殿前には柳沢吉保奉納の石灯籠がありました。

国指定重要文化財:随身門

以前は後水尾天皇の御染筆となる『東照大権現』の額が掲げられていました。
国指定重要文化財:石鳥居

寛永十五年(1638年)に造営奉行の堀田正盛が奉納した明神鳥居です。
葵庭園

葵庭園の池にはホタルが生息していて、鑑賞会も開かれているそうです。

境内カフェ

令和六年六月の日曜日に訪問しました。きれいなカフェが出来ていました。
仙波東照宮のご朱印
平成二十三年拝受:ご朱印

平成二十九年拝受:ご朱印

ご朱印は社務所が無人の為、川越八幡宮で頂きました。
境内の売店でも書置きが頂けるそうです。
令和六年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:埼玉県川越市小仙波町1-21-1
- アクセス:西武新宿線本川越駅徒歩14分
- HP:http://kawagoe-hachimangu.net/toushougu.shtml
ご覧頂きましてありがとうございます。
鳳来山東照宮:愛知県新城市
日光東照宮:栃木県日光市
久能山東照宮:静岡県静岡市駿河区
仙波東照宮:埼玉県川越市 ※日本三大東照宮には諸説ある為、三社以上となります。