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日常聖人御廟所・若宮館跡:正中山奥之院(しょうちゅうざんおくのいん)
中山法華経寺からの道

中山法華経寺から案内看板を辿ると到着します。

約五分程歩くと到着します。

由緒
下総国の守護千葉頼胤に仕えた富木常忍(ときじょうにん)は、
八幡荘若宮と呼ばれたこの地に館を構え、幕府のある鎌倉との間を往復しました。
そこに日蓮と出会い、熱心な信者となりました。
文応元年(1260年)に日蓮は、鎌倉の松葉ヶ谷で焼き討ちにあったとき、
常忍を頼って若宮に難を逃れました。この時常忍は館に法華堂を建てました。

日蓮が亡くなった後に常忍は出家して日常と号し、法華堂を改めて法華寺と称しました。
法華寺は中山の本妙寺と合体して法華経寺となり、法華寺は奥之院と称されました。

山門

境内

周囲の土が高く盛られている部分は、往時の館を囲む土塁の一部で、
館の跡は若宮館跡と呼ばれています。
本堂

日常聖人像

滝場と願満弁財天

弁財天は古来より宇賀徳正神と表裏の関係で祭祀されており、
中山法華経寺の宇賀徳正神と奥之院の願満弁財天も表裏の関係と思われます。

常修堂

常修堂は歴代の上人の霊廟になります。
正中山奥之院のご朱印
令和四年拝受:願満弁財天・ご朱印

ご朱印を頂いた際、花まつりの甘茶も頂きました。

寺院情報
- 住所:千葉県市川市若宮2-21-1
- アクセス:京成本線東中山駅徒歩約10分
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