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小川寺(しょうせんじ)
寺務所に伺いましたが、ご朱印は授与されていないようです。
由緒
明暦二年(1656年)に小川九郎兵衛が小川村の開発を始めたとき、
市ヶ谷河田町(現・新宿区)の月桂寺の住職・雪山碩林大禅師を勧請し、
開山として建立されました。
文政二年(1819年)の火災で寺宝や過去帳が焼失しました。
明治二十二年(1898年)の火災で寺院が焼失しましたが、
大正五年(1916年)に再建されました。
山門
平成十一年(1999年)に再建されました。
修行門
修行門は平成十一年(1999年)に改装されました。
本堂
境内
緑が豊かな境内です。
雪見燈籠も見事です。
小川寺梵鐘
境内には貞享三年(1686年)に鋳造された梵鐘がありました。
小平市の有形文化財に指定されています。
貞享三年頃の青梅街道は、
江戸城の修復、明暦の大火の復興に要する石灰などの資材運搬でにぎわっており、
檀家の農民は馬継場の荷役稼業による収入で、梵鐘の寄進に応えたものと思われます。
小川九郎兵衛墓
小川九郎兵衛安次は、元和八年(1622年)に多摩郡岸村(現・武蔵村山市)に生まれました。
祖先は後北条氏の家臣で、天正十八年(1590年)に後北条氏が滅亡後、
村山郷に土着した郷士の家柄でした。
九郎兵衛は寛文九年(1669年)に婿養子の市郎兵衛に家督を譲って岸村に帰り、
その年に病を得て、12月17日に四十八歳でその生涯を閉じました。
九郎兵衛は岸村の禅昌寺に葬られ、後に孫の弥一によって分骨され、
小川名主家の菩提寺である小川寺にこの墓が作られました。
寺院情報
- 住所:東京都小平市小川町1-733
- アクセス:西武拝島線東大和市駅徒歩約18分
西武拝島線東大和市駅下車花小金井駅北口行きバス「小川寺」下車徒歩約2分
小川寺周辺
うどんそば さんさろ
昼食は、小川寺の隣で、小平神明宮の前にある『さんさろ』で頂きました。
小平産小麦100%の天ざるうどんを頂きました。
コシがあって美味でした。
武蔵野美術大学
小川寺の裏手には、武蔵野美術大学の鷹の台キャンパスがありました。
ご覧頂きましてありがとうございます。