Contents
旧古河町総鎮守:雀神社(すずめじんじゃ)
由緒
創立年代は不詳ですが、崇神天皇の皇子の豊城入彦命が東国鎮定のために奉斎した頃、
“しずめのやしろ”が訛って雀宮となって神社となりました。
貞観年間(859年~876年)に出雲大社から勧請したものともいわれています。
古河公方初代の足利成氏から代々の公方の崇敬が高く、また徳川家康は、
慶長五年(1600年)の関ヶ原の戦いの前に、東北の上杉景勝を討つため、
下野国小山に軍を進めた際、雀神社に国家安穏を祈願しました。

一の鳥居

獅子

二の鳥居

社殿

社殿は慶長十年(1605年)に松平丹波守康長によって造営されました。
神輿庫

古河市指定天然記念物:雀神社の大欅(おおけやき)

御神木の大欅(けやき)は、樹高25メートルの古河市内最高の欅で、
元来二本あった木が合体したもので、「夫婦欅」とも呼ばれています。

雀神社のご朱印
令和六年拝受:ご朱印

神社情報
- 住所:茨城県古河市宮前町4-52
- アクセス:JR古河駅下車徒歩約17分
- HP:https://www.suzumejinja.com/
雀神社周辺
田中正造翁遺徳之賛碑

雀神社は渡良瀬川の近くにあり、堤防上にある『田中正造翁遺徳之賛碑』は、
足尾鉱毒事件で明治天皇に直訴を行う様子が刻まれています。

万葉古河の歌

『万葉古河の歌』の碑は、昭和六十年(1985年)に建立されました。
万葉集には古河の地名を含む歌が二首載っています。

ご覧頂きましてありがとうございます。