矢田地蔵:寺町矢田寺(やたでら)
寺標と山門

寺町通沿いに「矢田地蔵尊」と書かれた矢田寺(やたでら)があります。
由緒
平安時代、大和国の矢田寺の別院として、五条坊門に創建され、
天正七年(1579年)に現在の地へ移されました。
本堂に安置する本尊の地蔵菩薩(矢田地蔵)は、高さ約二メートルの立像で、
開山の満慶(満米)上人が冥途に行き、
そこで出会った生身の地蔵菩薩の姿を彫らせたものといわれています。

本堂

本堂に吊るされている梵鐘は、六道珍皇寺の『迎え鐘』に対して、
『送り鐘』と呼ばれ、死者の霊を迷わず冥途に送る為に撞く鐘といわれています。
寺町矢田寺のご朱印
平成十八年拝受:ご朱印

寺院情報
- 住所:京都府京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523
- アクセス:京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅徒歩約7分
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