東京都江東区：東京十社めぐり：深川の八幡様：富岡八幡宮のご朱印

専用の御朱印帳で巡拝しました。

お正月期間は扉が開かれ、多くの参拝者で賑わいました。
深川七福神めぐりの授与品も頂きました。

長盛上人は永代寺も建立しました。

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2023.11.19

平成二十九年の参拝時には、大鳥居は朱色に塗られる前でした。

社殿は昭和二十年(1945年)の東京大空襲で焼失しました。
現在の社殿は昭和三十六年(1956年)に造営されました。

昭和天皇は昭和二十年の三月十八日に富岡八幡宮にて、
東京大空襲の被災状況を視察されました。平成三十一年に石碑が建立されました。

平成三年に奉納された『日本一の黄金神輿』と呼ばれる御本社神輿です。
あまりにも重すぎるため、一度しか担がれたことがないそうです。

境内には近代日本地図の始祖である伊能忠敬の銅像がありました。
平成十三年に建立されました。

寛政十二年の四月十九日早朝に富岡八幡宮を参拝して、蝦夷地に測量の旅に出かけました。
伊能忠敬は十回の測量のうち、遠国に出かけた第八回までは、出発の都度必ず、
内弟子と従者を率いて参拝しました。

富岡八幡宮では貞享元年(1684年)に江戸幕府公認のもと、初めて勧進相撲が行われ、
以後年二場所の相撲興行が定期的に行われた事により、
『江戸勧進相撲発祥の地』として知られるようになりました。

横綱力士碑は明治三十三年に建立され、重量は約五千五百貫(約二十トン)あります。
初代横綱の明石志賀之助から歴代横綱の名が刻まれています。

大関力士碑は歴代の大関を顕彰(横綱に昇進した力士と実際に取り組みに入らなかった看板大関を除く)し、昭和五十八年に建てられた碑です。

大関顕彰碑のそばにある釈迦嶽等身碑は、江戸時代の大関で、
身の丈七尺五寸(2メートル26センチ)の巨体だったそうです。

江戸在場所中の成績は23勝という好成績を残しました。
安永四年(1775年)に若干二十六歳で亡くなりました。

末社の中で一番左は花本社(はなもとしゃ)で、御祭神は松尾芭蕉です。

松尾芭蕉は深川に仮住居を設け、生涯でもっとも長い住まいであった縁から祀られました。

昭和十二年に合末社の鳥居として建立されました。鳥居の上部が欠落しているのは、
昭和二十年の東京大空襲の被災によるものです。

五穀豊穣の神様として、地元の肥料商関係から絶大な信仰を集めています。
昭和二十年の東京大空襲の被災を免れました。

左の社は富士浅間社・金刀比羅社、真ん中の社は大国主社・恵比須社、
右の社は鹿島神社・大鳥神社となります。

七渡神社は八幡宮創建以前よりお祀りされ、
地主神として「七渡弁天さま」として尊ばれています。

七渡神社の例祭にあたり、六月限定で二種類のご朱印を頂く事ができます。

元来寺社仏閣の鳥居や大柄な用材を納める場合には、
木場木遣り特有の「納め木遣り」が用いられました。

江戸時代関東郡代を世襲した伊奈家十代の伊奈忠宥によって、
宝暦年間に寄進された灯篭一対です。

東参道には見事な神馬の像がありました。

平成十三年(2001年)に全世界の位置を表す測量の基準である世界測地系の採用を記念して、
モニュメントが建立されました。

社務所の前には富岡宮司寿像が建っていました。

現在の深川公園はかつて富岡八幡宮の境内地で庭園がありました。
浅草・上野・芝・飛鳥山公園とともに当時の東京府が初めて設置した五つの公園の一つで、
明治六年(1873年)に開園しました。

富岡八幡宮や深川不動堂のそばには、居酒屋や小料理屋のある路地、辰巳新道があります。
江戸時代から花街として栄え、江戸城からは辰巳の方角にあることから、
この花街の芸者を『辰巳芸者』と呼んだそうです。