茨城県つくば市:茨城十二社:筑波山神社のご朱印

常陸国七福神恵比寿神:筑波山神社

古来より『西の富士 東の筑波』と称される、
標高八七七メートル筑波山の中腹に筑波山神社があります。

本殿男体山頂上と女体山頂上にあります。

御祭神

御祭神

筑波男ノ神(つくばおのかみ):伊弉諾尊(いざなぎのみこと)といわれています 。

筑波女ノ神(つくばめのかみ)伊邪那美尊(いざなみのみこと)といわれています。

茨城十二社

茨城十二社

茨城県にある十二社を巡るものです。御朱印帳は笠間稲荷神社で頂けます。
専用のご朱印帳ではありませんので、ご朱印は十二社以外の神社でも頂けます。

茨城十二社:御朱印帳

由緒

筑波山は関東に人が住むようになったころから、
信仰の対象として仰がれてきたそうです。

第十代崇神天皇の御代(約二千年前)に、
筑波国造に命じられた筑波一族が、
筑波山神社奉仕しました。

延暦元年法相宗の学僧の徳一(とくいつ)が、
筑波山知足院中禅寺を開き、
現在の拝殿には本堂(大御堂)が建てられました。

明治時代まで筑波山神社の中に仏教寺院がある、
神仏習合の形でした。

江戸時代には江戸の鬼門を護る神山として、
神領千五百石が献じられました。

筑波山神社が現在の形となったのは、明治時代以降となります。

本堂が取り壊され、
跡地に神社の拝殿が建てられました。

大鳥居

御神橋(ごしんきょう)

寛永十年(1633年)江戸幕府三代将軍徳川家光寄進により完成しました。
元禄十五年(1703年)五代将軍徳川綱吉により改修されました。

年に三回(春・秋二月)渡ることができるそうです。

随神門

かつて中禅寺の仁王門でした。
神仏習合の象徴でもあります。

寛永十年(1633年)徳川家光寄進により完成しました。

火災で焼失後、文化八年(1811年)に再建されました。

旧仁王門にあった仁王像は、現在つくば市の東福寺に移されました。

随神門には倭建命(ヤマトタケルノミコト)と、
豊木入日子命(トヨキイリヒコノミコト)の神像が安置されています。

拝殿

拝殿は明治八年(1875年)に造営されました。
神仏分離前には中禅寺の本堂(大御堂)が建てられており、
拝殿はその跡地となります。昭和三年(1928年)に社殿は改修されました。

大御堂は拝殿の南西に再建されました。
現在では坂東三十三観音霊場第二十五番札所となっております。

摂社:厳島神社

徳川家光により寄進されました。琵琶湖竹生島神社御分霊となります。

摂社:日枝神社・春日神社

三代将軍徳川家光により寄進されました。

朝日稲荷神社

社殿から入って左側に鎮座しています。

狛犬

石垣

藤田小四郎像

藤田小四郎

藤田小四郎は幕末の水戸藩士藤田東湖四男です。
安政の大地震で父を失った後、
水戸藩過激派首領格となりました。

元治元年(1864年)同志六十人余りとともに、筑波山で挙兵しました。
天狗党の乱と呼ばれています。

挙兵は失敗し、元治二年処刑されました。

銅像は平成二年水戸郷土史家によって建てられました。
父親である藤田東湖は東湖神社に祀られています。

宇宙の卵

昭和六十年に開催された科学万博つくば’85で展示されていた宇宙の卵です。

守犬神社(常磐自動車道守谷S.A鎮座)

筑波山神社ご朱印

平成十八年拝受:ご朱印

平成二十九年拝受:ご朱印

御本殿:ご朱印

拝殿で頂きましたの『遥拝』の印となります。

春日神社日枝神社:ご朱印

厳島神社:ご朱印

朝日稲荷神社:ご朱印

常陸国七福神:恵比寿神ご朱印

日枝神社・春日神社に祀られています。

筑波山神社では蚕影神社(こかげじんじゃ)のご朱印も頂けます。

蚕影神社は全国にある蚕影神社総本山です。

筑波山神社の表参道であったつくば道から、
神郡館地区に分岐する道の突き当りにあります。

神社情報

  • 住所:茨城県つくば市筑波1-1
  • TEL:029-866-0502
  • アクセス:つくばエクスプレスつくば駅より
         シャトルバス約40分筑波山神社入口下車
  • HP:https://www.tsukubasanjinja.jp/

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