Contents
三浦義明公のお墓:来迎寺(らいこうじ)(材木座)
鎌倉三十三観音霊場の第五番札所として、同じ名前の来迎寺(西御門)がある為、
寺名の後ろに地名を入れております。
鎌倉三十三観音霊場
専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。
由緒
建久五年(1194年)に源頼朝が三浦義明の霊を弔う為に創建されました。
三浦義明は源頼朝の挙兵に参加し、
衣笠城合戦で当時平家方であった畠山重忠に敗れ、戦死しました。
当初は真言宗能蔵寺でしたが、音阿上人により時宗に改宗し、
来迎寺となりました。
本堂
御本尊の阿弥陀如来は三浦義明の守護仏といわれています。
鎌倉幕府御家人:三浦氏ゆかりの地
三浦義明は鎌倉幕府の有力御家人である三浦義澄の父です。
三浦氏は平良文を祖とする『坂東八平氏』のひとつです。
三浦義明は義澄とともに、保元の乱・平治の乱では源義朝に従いました。
義明の長男・杉本義宗の子は、有力御家人の和田義盛となります。
坂東八平氏(ばんどうはちへいし)
坂東八平氏とは『千葉氏』『上総氏』『三浦氏』『土肥氏』『秩父氏』『大庭氏』
『梶原氏』『長尾氏』の八つの氏族です。
三浦義明と多々良重春の墓
三浦義明と四男の多々良重春のお墓があります。
来迎寺(材木座)のご朱印
鎌倉三十三観音霊場第十四番札所:ご朱印
寺院情報
- 住所:神奈川県鎌倉市材木座2-9-19
- アクセス:JR鎌倉駅下車京急バス逗子行き『九品仏』バス停下車徒歩3分
- HP:https://raikouji.com/index.html
ご覧頂きましてありがとうございます。
大正から昭和初期に設定されました。
江戸時代に成立した『鎌倉郡三十三箇所』を元にしたといわれています。