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鎌倉幕府有力御家人の梶原景時ゆかりの地:梶原大刀洗水(かじわらたちあらいみず)
梶原大刀洗水
鎌倉十二所側から朝夷奈切通に向けて歩く途中、
鎌倉幕府有力御家人の梶原景時が上総広常を鎌倉の御所にて斬った後、
刀を洗ったとされる『梶原大刀洗水』があります。
昼間でもほとんど人気のない山道です。
草が生い茂っており、『大刀洗水』の看板を見つけるのに苦労しました・・・。
鎌倉幕府有力御家人:梶原景時ゆかりの地
梶原景時
朝夷奈切通
子ども達が網を持って魚か生き物を探していました。
先を進むと朝夷奈切通と十二所果樹園に向かう分かれ道となります。
鎌倉幕府有力御家人の上総広常の殺害
源頼朝の平家打倒の挙兵に参加し、その後鎌倉幕府有力御家人であった上総広常は、
頼朝に謀反の疑いをかけられ、頼朝は梶原景時に命じ、広常を殺害しました。
(上総広常には謀反の意志は無かったといわれています)
上総広常の墓とされる『上総介塔』は朝夷奈切通を歩いた先の朝比奈にあります。
梶原大刀洗水情報
- 住所:神奈川県鎌倉市十二所
- アクセス:JR鎌倉駅下車京急バス「鎌24」金沢八景駅行きその他「鎌23」
『十二所神社』バス停下車徒歩7分
ご覧頂きましてありがとうございます。
梶原氏は坂東平氏の流れを組む鎌倉氏の一族です。
源頼朝が平家打倒の兵を挙げた時、
最初は同族である大庭景親(おおばかげちか)とともに、
石橋山の戦いで頼朝の軍を打ち破りましたが、
山中に隠れる頼朝らを見逃したという故事があります。
その後頼朝に帰伏し、鎌倉幕府の有力御家人の一人となりましたが、
他の御家人から排除され、一族は滅亡しました(梶原景時の変)