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日金(ひがね)地蔵尊:東漸寺(とうぜんじ)
鎌倉二十四地蔵尊霊場
鎌倉二十四地蔵尊霊場
鎌倉二十四地蔵霊場には専用の御朱印帳はありませんでした。
由緒
東漸寺(とうぜんじ)は、三浦大介義明の五男・義季を開基とし、
性真和尚を開山として建立されました。
仁治元年(1240年)に三浦義季は仏門に入り、邸宅跡に建立されました。
鎌倉二十四地蔵尊の日金地蔵は、もとは鎌倉雪の下にあった松源寺(現・廃寺)の本尊でしたが、
明治初年の廃仏毀釈によって、昭和の初めごろに東漸寺に安置されました。
日金地蔵の由来は、治承四年(1180年)に源頼朝が、
源氏再興を伊豆日金山の地蔵菩薩に祈願し、成功の後、
その像を模して造ったのがこの地蔵といわれています。
寛正三年(1462年)に大仏師宗円によって造立されました。
参道階段
東漸寺は三崎街道沿いにあり、階段を登ると山門があります。
山門
本堂
東漸寺のご朱印
鎌倉二十四地蔵尊霊場第十九番札所・ご朱印
寺院情報
- 住所:神奈川県横須賀市武2-2213
- アクセス:JR横須賀線衣笠駅下車長井行バス乗車南武入口バス停下車徒歩約3分
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地蔵菩薩はお釈迦様が入滅後、弥勒菩薩が如来として姿を現すまでの無仏の間、
六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)すべての世界で、
衆生を救済するとされます。
鎌倉二十四地蔵尊霊場は、江戸時代の宝暦年間(1751年~1764年)に定められましたが、
明治の廃仏毀釈などで一度廃れました。
明治三十四年(1901年)に霊場などを変更し、復興されました。