神奈川県小田原市:小田原総鎮守:松原神社(まつばらじんじゃ)のご朱印

鶴の森明神:松原神社(まつばらじんじゃ)

由緒

創建年代は不明ですが、近衛天皇久安年間勧請といわれています。
後醍醐天皇の頃、神社の地に真鶴が棲み、それから鶴の森明神称されました。

後奈良天皇天文年間山王原村松原海中より十一面観音出現し、
その託宣により本地佛として祀ったことから、神号松原大明神と称したといいます。

明応四年(1495年)北条氏が小田原を治める際、鎮守となりました。
その後稲葉氏、大久保氏からも尊崇され、小田原の総鎮守となりました。

一の鳥居

社殿前鳥居

令和四年五月祭礼時:社殿前鳥居

社殿

令和四年五月祭礼時:社殿

吉兆の大亀(きっちょうのおおがめ)

天文十四年(1545年)三月小田原の海岸に現れた大亀を、
土地の者神社の池に持参したところ、
北条氏康がこれを聞き、吉兆なりとて参詣し、舞を奉納しました。
翌年の関東管領上杉軍との戦い「河越夜戦」に勝ち、関八州の平定成功しました。

石像亀はその話に由来してつくられました。制作年が不明で、頭部が欠損していましたが、
令和四年頭部が修復されました。

境内には池がありました。

万祝(まいわい)

「万祝(まいわい)」晴れ着が飾られていました。

「万祝(まいわい)」とは江戸時代のから戦前にかけての正月
同じ網元に属する漁師全員前年の大漁を祝い
今年の祈願をする神社仏閣への参詣時に着た晴れ着のことをいいます。

令和五年祭礼時:境内

稲荷神社

代々木八幡神社石碑

境内には「代々木八幡神社」と書かれた石碑がありました。
神社の方も由来はわからないそうです。

内侍所奉安所址石碑

松原神社のご朱印

令和四年拝受:ご朱印

令和七年拝受:ご朱印

神社情報

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