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黒こげ地蔵:慈眼寺(じげんじ)
航空自衛隊入間基地の近くに、武蔵野三十三観音霊場第十六番札所の慈眼寺があります。
狭山八幡神社から坂を上り、四分ほど歩くと付きます
武蔵野三十三観音霊場
専用の御朱印帳を購入して巡拝しました。
由緒
正長元年(1428年)に阿弥陀堂として創建されました。
当所はもう少し低い場所にありましたが、入間川の支流の度重なる水害により、
昭和二年(1927年)に現在地に移転しました。
本堂
御本尊は聖観音です。
境内
本堂左にある『無量寿閣』の扁額のあるお堂があります。
お寺のお言葉
山門
両脇に見事な仁王像が建っています。
六地蔵
黒こげ地蔵
本堂前のお地蔵様は『黒こげ地蔵』と呼ばれています。
黒こげ地蔵(別称イボ取り地蔵)は、
多くの人々の信仰を受け、ロウソクや線香の煤(すす)と煙で黒くなったことから、
その名が付けられました。
江戸時代中期の元禄十五年(1702年)に建立されました。
鐘楼
梵鐘を撞く際の注意書きがありましたので、
心静かに一回撞かせて頂きました。
詩人:吉野弘
『夕焼け』などが代表作の狭山を愛した詩人の吉野弘の墓所があります。
境内には詩の碑があります。
慈眼寺のご朱印
武蔵野三十三観音霊場第十六番札所:ご朱印
寺院情報
- 住所:埼玉県狭山市入間川1-9-37
- アクセス:西武新宿線狭山市駅西口徒歩7分
ご覧頂きましてありがとうございます。
武蔵野三十三観音霊場は昭和十五年に郷土史家の柴田常恵氏の発願で、
番外を含めた三十四箇所の寺院を選定し、結成されました。
西武池袋線・秩父線沿線に点在している霊場です。
石神井から所沢、飯能方面に分布しています。