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子守唄と銀杏岡八幡神社(いちょうがおかはちまん)
童謡集:著者・釈行智
江戸時代、神社の別当寺であった覚吽院(かくうんいん)の僧・行智(ぎょうち)は、
散逸した子守唄やわらべ歌を集成し、後世に残した人物として知られています。
由緒
平安時代中期康平五年(1062年)の後冷泉天皇の時代の創建といわれています。
源頼義と義家親子は、陸奥の豪族阿部氏の反乱鎮圧に向かう際、
この地で隅田川の川上から流れる銀杏の枝を拾い上げ、
「朝敵退治のあかつきには、枝葉栄えべし」と義家は枝を丘に挿し、
奥州に旅立ちました。
阿部氏を平定後、この地に立ち寄った際、
自ら挿した銀杏の枝葉が大きく茂っていたので、
阿部氏平定は神のご加護であろうと、銀杏の木の元に祠を建てました。
そして一太刀を捧げ、「八幡大神」を勧請したのがはじまりといわれています。
江戸時代には越前福井藩の屋敷となり、
福井藩の『屋敷神』として祀られました。
その後屋敷が取り払われてからは、
この地の氏神様として篤い信仰を受けています。
御祭神
社殿
境内の銀杏の木は明治神宮より移植されたそうです。
摂社:此葉稲荷神社
銀杏岡八幡神社のご朱印
銀杏岡八幡神社:ご朱印
特別に色付いた銀杏のご朱印となっています。
此葉稲荷神社:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都台東区浅草橋1-29-11
- アクセス:JR総武線・都営地下鉄浅草線浅草橋駅徒歩1分
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誉田別命(ほんだわけのみこと)