日光を彷彿させる見事な彫刻:妙義神社(みょうぎじんじゃ)
御祭神
由緒
創建は『宣化天皇二年(537年)に鎮祭せり』といわれており、
元は『波己曽の大神』と称し、後に妙義(みょうぎ)と改められたそうです。
『妙義(みょうぎ)』という名の由来
妙義という名の由来は、後醍醐天皇に仕えた権大納言長親卿(花山院長親)が、
この地の山の奇勝をめで、明魏と名付けられたのを、後に妙義と改められたそうです。
国指定重要文化財:本殿
宝暦六年(1756年)の建造です。
本殿裏からも参拝できるようになっています。
国指定重要文化財:唐門
宝暦六年(1756年)の造営です。
唐門からの眺め
群馬県指定重要文化財:波己曽社(はこそしゃ)
本殿・幣殿・拝殿からなり、旧本社と伝えられています。
明暦二年(1656年)の建造です。
最近の大修理により建立当時の姿に復原されました。
群馬県指定重要文化財:随神門
波己曽社(はこそしゃ)と同時期の明暦二年(1656年)建立と推定されます。
国指定重要文化財:総門
もとは白雲山石塔寺の仁王門であったそうです。安永二年(1773年)の造営です。
富岡市指定重要文化財:宮様御殿
江戸時代は上野寛永寺の輪王寺宮(りんのうじのみや)代々の御親祭の神社となり、
その宿坊を宮様御殿と称しました。
嘉永五年(1852年)に再建されました。
庭は関東でまれにみる借景庭園といわれています。
男坂:一六五段
神社入口からは合計二百七十五段の階段を登ります。
登りきると良い眺めです。
石垣
高さ十メートルの石垣は、
江戸時代の半ばに妙義山の安山岩を用いて築かれたものです。
大杉の子孫
昭和八年に国指定の天然記念物であった大杉は、
昭和四十六年の突風で残念ながら倒壊しました。
その子孫が植栽されて大きくなっています。
樹齢二百年のしだれ桜
第一鳥居
周辺には土産物店が並んでいます。
妙義神社のご朱印
妙義神社:ご朱印
授与品:ご朱印ケース
ご朱印を頂く際、ご朱印ケースも頂きました。
書置きを頂く場合、折れ曲がる心配がありませんね。
神社情報
- 住所:群馬県富岡市妙義町妙義6
- アクセス:JR信越線松井田駅よりタクシー10分
上信越道松井田妙義インターから5分 - HP:https://www.myougi.jp/
駐車場は第一鳥居近くの『道の駅みょうぎ』で無料で駐車できます。
ご覧頂きましてありがとうございます。
日本武尊
豊受大神
菅原道真公
権大納言長親卿(ごんだいなごんながちかきょう):花山院長親