埼玉県川越市:小江戸川越七福神めぐり第五番・福禄寿:蓮馨寺のご朱印

子育て吞龍上人(どんりゅうしょうにん):蓮馨寺(れんけいじ)

小江戸川越七福神めぐり

小江戸川越七福神めぐり

昭和六十一年小江戸川越七福神霊場会発足しました。
全行程六㎞で、徒歩でも半日で廻ることができます。

第一番:毘沙門天:妙善寺(みょうぜんじ)
第二番:寿老人:天然寺(てんねんじ)
第三番:大黒天:喜多院(きたいん)
第四番:恵比須天:成田山川越別院(なりたさんかわごえべついん)
第五番:福禄寿神:蓮馨寺(れんけいじ)
第六番:布袋尊:見立寺(けんりゅうじ)
第七番:弁財天:妙昌寺(みょうしょうじ)

ご朱印は通年頂く事ができます。
小江戸川越七福神めぐりHP:https://www.kawagoe.com/7fukujin/index.html

小江戸川越七福神・福禄寿

時の鐘

時の鐘

川越時の鐘で有名です。

蓮馨寺前『立門前通り』と呼ばれ、東西延長220メートル門前商店街になります。

由緒

河越夜戦後天文十八年(1549年)に、河越城主大道寺政繁母親・蓮馨によって開基
開山大道寺政繫にあたる感誉存貞上人など代々、高僧が住職となりました。

江戸時代慶長七年(1602年)浄土宗関東十八檀林の制が設けられると、
その一つに列せられ、葵の紋所が許されるなど、檀林(僧侶の大学)として栄えました。

徳川家康が帰依した存応上人

徳川家康が帰依した存応上人

蓮馨寺にいた存応上人は、その後増上寺第十二世となりました。
徳川家康上人に帰依することで、増上寺徳川家の菩提寺となりました。

呑龍堂(どんりゅうどう)

吞龍上人とは『子育て吞龍上人(どんりゅうしょうにん)』と呼ばれる有名な高僧です。
存応上人直弟子で、飢饉で農家が困ると、
その子どもを預かって育てた故事名前の由来だそうです。

明治二十六年(1893年)川越の大火で、鐘楼及び水舎を残して全焼しましたが、
その後再建されました。吞龍堂大正初期の建築で、呑龍上人の像安置されています。

おびんずる様

吞龍堂の前にはおびんずる様が鎮座しています。
参拝者がその身体を触ると病気が治るなどの御利益があります。

おびんずる様十六羅漢の一人です。
おびんずる様の体に触って、その手で自分の体をなでると病気が治るという霊験があります。

水舎(みずや)

明治二十六年川越の大火でも焼けずに残りました。

欄間の彫刻は見事なもので、鶴亀牡丹唐獅子・唐子遊びの図などが精緻に彫られて、
昔の堂宇の華麗さをしのばせています。

将監(しょうげん)地蔵尊

川越城主松平伊豆守信綱の重臣の遊佐将監(ゆさしょうげん)寄進した、
地蔵菩薩が祀られています。

居合抜刀始祖・鎮魂の碑(林崎甚助重信終焉の地)

境内には居合道始祖林崎甚助重信鎮魂の碑がありました。

蓮馨寺のご朱印

平成二十五年拝受:吞龍上人:ご朱印

令和三年拝受:吞龍上人:ご朱印

平成二十五年拝受:小江戸川越七福神めぐり・福禄寿:ご朱印

令和三年拝受:小江戸川越七福神めぐり・福禄寿:ご朱印

寺院情報

  • 住所:埼玉県川越市連雀町7-1
  • アクセス:西武新宿線本川越駅徒歩5分
  • HP:https://renkeiji.jp/

西武鉄道・特急レッドアロー号

本川越駅:特急レッドアロー号

本川越駅からの帰りは特急レッドアロー号を利用しました。

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