Contents
- 1 徳川氏発祥の地:日光東照宮古社殿:世良田東照宮(せらだとうしょうぐう)
- 1.0.1 お江戸見たけりゃ世良田へござれ・・・
- 1.0.2 尾島かるた
- 1.0.3 東武伊勢崎線世良田駅で無料レンタサイクルを利用しました
- 1.0.4 全国東照宮めぐり
- 1.0.5 全国東照宮めぐり:御朱印帳
- 1.0.6 御祭神
- 1.0.7 由緒
- 1.0.8 国指定重要文化財:拝殿
- 1.0.9 拝殿拡大
- 1.0.10 国指定重要文化財:本殿
- 1.0.11 令和五年一月:修理中の本殿
- 1.0.12 令和五年一月:境内
- 1.0.13 国指定重要文化財:鉄燈籠
- 1.0.14 御黒門(縁結び門)
- 1.0.15 奉納石燈籠
- 1.0.16 鳥居と拝殿
- 1.0.17 南御門
- 1.0.18 開運稲荷社
- 1.0.19 上毛世良田東照宮全図(古地図)
- 1.0.20 上番所跡
- 1.0.21 日枝社
- 1.0.22 本地塔跡
- 1.0.23
- 1.0.24 普光庵跡
- 1.0.25 御釿(みちょうな)始め式
- 1.0.26 掟書
- 2 世良田東照宮ご朱印
- 3 神社情報
徳川氏発祥の地:日光東照宮古社殿:世良田東照宮(せらだとうしょうぐう)
お江戸見たけりゃ世良田へござれ・・・
尾島かるた
東武伊勢崎線世良田駅で無料レンタサイクルを利用しました
江戸幕府初代将軍の徳川家康で有名な徳川氏の発祥の地は、
群馬県太田市世良田にあります。
東武伊勢崎線世良田駅が最寄駅となります。
駅前にはバスなどの公共交通機関が見当たりませんが、
駅前に観光協会による無料のレンタサイクルがあります。
東照宮まではレンタサイクルで約十分程で行くことができます。
全国東照宮めぐり
全国東照宮めぐり:御朱印帳
御祭神
徳川家康公(東照大権現)
由緒
寛永二十一年(1644年)江戸幕府三代将軍の徳川家光は、
世良田に日光東照宮古宮(元和年間造営の奥宮)を移築し、
家康を祀りました。
この場所は徳川氏の遠祖世良田(新田・得川)義季の墓があり、
天海僧正が住職をしていた長楽寺の境内に創建されました。
奉斎にあたり家光より神領二百石を寄進され、
以後幕府の手厚い保護を受けました。
国指定重要文化財:拝殿
元和三年(1617年)に将軍家の拝礼する建物として、
江戸城などの築城に携わった名工中井正清によって造営され、
寛永十八年から十九年にかけて、日光東照宮奥社から移築されました。
彩色には幕府御用絵師の狩野探幽が携わりました。
拝殿拡大
国指定重要文化財:本殿
日光東照宮造営に携わった名工により造営されました。
令和五年一月:修理中の本殿
本殿は改修中でした。新聞記事によると、
前橋出身の宮大工が現場監督をされているようです。
改修は令和四年から約四年程続くようです。
令和五年一月:境内
境内には令和五年大河ドラマ『どうする家康』の旗も出ていました。
国指定重要文化財:鉄燈籠
明暦四年の総社(前橋市)藩主秋元喬朝により奉納されました。
高さ4.95メートルの大きさです。
御黒門(縁結び門)
江戸時代は普段閉ざされており、特別な日のみ開かれたそうです。
この門の敷居をまたいで参拝すると良縁に恵まれるそうです。
奉納石燈籠
唐門前の石燈籠は東照宮創建にあたって、世良田の社領地以外を領していた、
忍藩(埼玉県行田市)五万石藩主で老中の阿部豊後守忠秋の奉納です。
鳥居と拝殿
江戸時代の庶民には、
正月・四月の祭礼時には拝殿前の階段下での参拝が許されたそうです。
南御門
新田荘歴史資料館からの入口になります。
開運稲荷社
東照宮創建前より当地に古くから祀られていたそうです。
上毛世良田東照宮全図(古地図)
点線で囲まれているのは開運稲荷社になります。
上番所跡
江戸時代に東照宮を護る為に設けられた番所です。
日枝社
東照宮建立の際、日光山より奉遷されました。
本地塔跡
明治の神仏分離の際に取り壊されたそうです。
長楽寺別院として境内に建てられていた真言院の井戸が境内にありました。
灌頂(かんじょう)という僧侶の資格を得る儀式に使われていたようです。
普光庵跡
境内には長楽寺の塔頭であった普光庵跡があります。
東福寺第八世の法照禅師の墓所である塔所もあったそうです。
御釿(みちょうな)始め式
御釿始め式は社殿を造営・修復するにあたり、
これに用いる材木で木造りを始める儀式です。手斧始め祭りともいわれます。
昭和五十五年(1980年)の復興後から毎年の恒例行事となっています。
掟書
境内には寛永二十年(1643年)の天海大僧正の掟書の看板がありました。
寛政八年(1796年)の役所の掟書の看板もあります。
世良田東照宮ご朱印
令和元年拝受:世良田東照宮:ご朱印
令和五年拝受:東照宮:ご朱印
書置きの御朱印は金箔が使用(徳川氏発祥の地と葵の葉の部分)されているようです。
近くにある徳川東照宮のご朱印も頂きました。
令和元年拝受:日枝社:ご朱印
令和元年拝受:開運稲荷社:ご朱印
神社情報
- 住所:群馬県太田市世良田町3119-1
- アクセス:東武伊勢崎線世良田駅から徒歩20分(駅前無料レンタサイクル有)
- HP:https://www.net-you.com/toshogu/main
世良田東照宮周辺
新田荘(にったのしょう)歴史資料館
世良田東照宮の横には新田荘歴史資料館がありました。
館内には平成三年大河ドラマ『太平記』で使用された鎧が展示されていました。
新田義貞(根津甚八さん)着用の赤糸威大鎧です。
脇屋義助(石原良純さん)着用の色々威大鎧です。
新田義貞公之像
歴史公園案内図
ご覧頂きましてありがとうございます。
昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
『全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年の徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
『全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。