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新橋・汐留の氏神様:日比谷神社
由緒
古くから現在の日比谷公園内の大塚山という所に鎮座しており、
社名を『日比谷稲荷明神旅泊(さば)稲荷明神』といわれていました。
慶長十一年(1606年)に江戸城日比谷御門の造営につき、
氏子とともに芝口(現在の東新橋)に移動しました。
芝口の地に鎮座して四百有余年となる古社です。
江戸幕府の時代には、
毎年一月六日に神札を捧持(ほうじ)して登城する慣例がありました。
関東大震災後の都市計画で、
昭和三年に愛宕下町二丁目(新橋四丁目)に換地されました。
平成二十一年には環状二号線の建設により、
東新橋二丁目の現在地に社殿が造営されました。
御祭神
鯖稲荷の名称の由来
社殿が現在の日比谷公園の中にあったころ、
全国の苦しんでいる旅人たちに社務所を開放し、
無病息災の祈願を受けさせたところ、霊験が著しくあらわれたため、
『旅泊(さば)稲荷』と呼ばれるようになったそうです。
その後新橋に遷り、魚の鯖にかわるようになり、『鯖稲荷』と称されました。
虫歯虫封じのために鯖を食べることを断ち、祈祷を受けると霊験があったとされます。
治った人はお礼に鯖を奉納するといわれています。
社殿
社殿からの景色
目の前に環状二号線と第一京浜が交差しています。
境内よりJRの高架と汐留の再開発ビルが見えます。
日比谷神社大祭
日比谷神社大祭は烏森神社と交互に隔年で行われます。
日比谷神社のご朱印
平成十八年拝受:ご朱印
平成二十九年拝受:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都港区東新橋2-1-1
- アクセス:都営大江戸線汐留駅徒歩3分・ JR新橋駅徒歩5分
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速開都比賣大神(はやあきつひめのおおかみ)
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以上祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)と呼びます。