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言行一致の神:一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)
三竹山の由来
三岐の竹
社殿
平将門の子孫である相馬家や、
江戸幕府八代将軍の徳川吉宗の次男である田安宗武とその子孫からも、
篤く信仰されました。
本殿の造りは一間社流造(いっけんしゃながれづくり)で、
屋根は桧皮葺風の銅板葺です。
御祭神
一言主大神(ひとことぬしおおかみ)
一言主大神
『一言願わば、良き事につけ、良からぬ事につけ、
良く聞き分けて御利益を授けてくれる神』と伝えられます。
国譲り神話にも登場する事代主神と同一神とも言われています。
一言主神社のご朱印
一言主神社:ご朱印
神社情報
- 住所:茨城県常総市大塚戸町875
- アクセス:関東鉄道常総線水海道駅からタクシーで15分
常磐道谷和原ICより15分 - HP:https://hitokoto.or.jp/
逆井城(さかいじょう)跡公園
一言主神社より車で30分ほど走ると、逆井城跡公園があります。
県指定の史跡公園として、砦などが復元されています。
逆井城の歴史
享徳年間に築城されました。
小山義政の五男・常宗がこの地を領して逆井氏を名乗り、居城としました。
その後北条氏の勢力下に入り、
風魔小太郎の子、孫右衛門など忍者集団100人の拠点でもあったということです。
二層櫓
主殿(大台城遺構)
大台城の主殿遺構を参考に復元されたものです。
室町時代中期の主殿建築の特徴的なものだそうです。
関宿城門
関宿城の城門と言い伝えのある門が移築されています。
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大同四年(809年)現在の社殿付近にあやしき光が現れ、
その数夜の後、雪の中から筍が生え、
一本が三つに枝分かれした『三岐の竹(みつまたのたけ)』となりました。
村人たちが畏れお祓いをしたところ、
一言主大神(ひとことぬしおおかみ)であると名乗り、
災いを救うために来たと話し、三岐の竹を祀るようにおっしゃいました。
そこで村人はここに社を建て、以来この地は『三竹山』と呼ばれました。