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上宿七福神:宝晃院(ほうこういん)
由緒
正式名称は金輪山宝晃院明王寺です。開基や開山は不詳ですが、
正保四年(1647年)に入寂した俊快僧都を中興の祖とします。
横山道(鎌倉街道)筋の保谷四軒寺(如意輪寺・宝樹院・現在は東禅寺・宝晃院)のひとつです。
明治三十六年の雷火によって堂宇や古文書が焼失しましたが、
御本尊不動明王や過去帳は難を逃れました。

山門

山門は創建時代の唯一の遺構といわれています。
本堂

西東京市指定文化財:木彫彩色俱利伽羅不動明王像
俱利伽羅不動明王像は、永正二年(1505年)に創建され、明治元年(1868年)の神仏分離まで、
旧上保谷村の惣鎮守の尉殿権現(現・尉殿神社)の御神体でした。
窪地(谷戸)には尉殿(じょうどの)などど尊称する水の神が祀られています。
俱利伽羅不動明王は仏教における水の守護神で、不動明王の化身とされています。

招福稲荷

本堂裏には招福稲荷があります。古来より地域の人達によって祭祀が執り行われていました。
御神体が移座されて、現在に至ります。

上宿七福神

境内には上宿七福神が祀られています。


子育て水子地蔵尊

総高1.45センチ、立高70センチの石仏です。明和八年の造立です。

江戸時代明和の頃はしばしば飢饉が生じ、農民一揆が起きたり、
百姓の強訴取締令も出されていました。

水かけ不動

厄除修行大師

六地蔵

宝晃院のご朱印
令和七年拝受:不動明王・ご朱印

不動明王のご朱印以外は、寺務所にて印刷されているものを頂きました。
俱利伽羅不動・ご朱印

大聖歓喜天・ご朱印

上宿七福神・ご朱印

招福稲荷・ご朱印

寺院情報
- 住所:東京都西東京市住吉町1-6-5
- アクセス:西武池袋線ひばりヶ丘駅下車武蔵境駅行き(谷戸経由)バス乗車
谷戸住宅バス停下車徒歩約8分 - HP:https://www.houkouin7676.com/
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