首つなぎぼたもち:常栄寺(じょうえいじ)
妙本寺から細い道を歩いていくと、赤門に『ぼたもち寺』と書かれたお寺が見えてきます。
八雲神社の近くにあるお寺です。
由緒
創建は源頼朝が山上に由比ガ浜を遠望する為に桟敷を作ったのが興りとされています。
日蓮上人が龍ノ口の法難の折り、刑場に引かれて行く途中、
寺の尼僧が胡麻入りのぼたもちを捧げたという伝承があります。
この後日蓮上人が処刑を免れたことから、
『御首繋ぎの胡麻の餅』といわれるようになりました。
鎌倉時代からあった草庵を、慶長十一年(1606年)に紀州徳川家家老の水野重良の娘、
日祐尼が開基し、日詔上人が開山しました。
本堂
境内
常栄寺のご朱印
御詠歌:見開きご朱印
『これやここ 法難の祖師に はぎのもち ささげしあまの すみにしところ』
御詠歌が書かれている見開きのご朱印を頂きました。
ご朱印受付は11時~12時、13時~15時まで(令和四年四月現在)でした。
寺院情報
- 住所:神奈川県鎌倉市大町1-12-11
- アクセス:JR鎌倉駅徒歩10分
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