千葉県香取市：関東厄除け三大師：観福寺のご朱印

駐車場には『日本厄除三大師』の看板がありました。

中世より千葉氏の祈願所として武士の信仰を集めました。

明治時代の廃仏毀釈によって香取神宮より放出された四体の仏像は、
地元の旦那衆が買い上げ、観福寺に安置されました。
現在、国の重要文化財に指定されています。

駐車場のそばに山門があります。

観福寺は県道16号線沿いにありますが、山門をくぐり参道を歩くと、
境内は静かで落ち着いた環境です。

本堂は文化八年(1811年)に鐘眞和尚により再建されました。

2013年大河ドラマ『八重の桜』のロケ地としても有名です。

御本尊の聖観世音菩薩(秘仏)が安置されています。
元禄年間に春海和尚が建立しました。

弘法大師像が安置されています。関東厄除け三大師の一つです。
文政十二年(1829年)に秀珍和尚によって建立されました。

文化十五年(1818年)に快恵和尚によって再建されました。

平成七年(1995年)に量賢和尚によって建立されました。

文化八年(1811年)に建立されました。

伊能忠敬の遺言により、遺骸は浅草源空寺に、師・高橋至時と並んで葬られ、
ここには遺髪と爪が納められています。

伊能忠敬は十七歳の時、佐原の伊能家の婿養子となりました。
以後三十余年の間、伊能家の主人として、また村の名主、
村方後見などの役に付いて働きました。

隠居後五十歳で江戸へ出て、幕府天文方の高橋至時から本格的に西洋流の暦学を学び、
幕命によって十七年間全国の海岸線を実測して、精密な地図を作りました。

ご朱印は境内の受付案内所で頂きました。