神奈川県鎌倉市:鎌倉二十四地蔵尊霊場第十一番札所:建長寺半僧坊のご朱印

建長寺鎮守:奥の院:建長寺半僧坊(はんそうぼう)

鎌倉二十四地蔵尊霊場

鎌倉二十四地蔵尊霊場

明治の廃仏毀釈などで失われる地蔵尊を憂い、
明治三十四年(1901年)より各所を捜索し、
大正六年(1917年)成立したといわれています。

鎌倉二十四地蔵尊霊場には専用の御朱印帳ありませんでしたので、
寺院用御朱印帳にご朱印を頂きました。

由緒

建長寺半僧坊は、
建長寺の境内の最も奥にある『勝上巘(しょうじょうけん)』にあり、
建長寺の鎮守であります。
明治二十三年(1890年)に当時の住持であった霄貫道(おおぞらかんどう)禅師が、
浜松にある方広寺から勧請した半僧坊権現が祀られています。

半僧坊権現とは

半僧坊権現とは

後醍醐天皇の皇子である無文元選の元に忽然と現れ、
無理矢理弟子入りした白髪の老人です。
無文禅師が亡くなると老人もまた姿を消したそうです。
火除け招福に御利益があります。

建長寺の裏山にあり、総門から20~30分歩きます。
そのまま裏山に続きます。

河村瑞賢墓所への道

半僧坊へ向かう途中、河村瑞賢墓所への道標がありました。
河村瑞賢とは江戸時代豪商です。

達磨大師像

虫塚

平成二十五年(2015年)に、解剖学者である養老孟司氏発案しました。

隈研吾氏設計によるものです。

近代文明の発展の中で殺された虫たちを供養するために作られた慰霊碑です。

石塔の中のガラスケースに眠るのはは虫の精でしょうか・・・。

参道と一の鳥居

鳥居の先には石畳があり、階段も見えてきます。

二の鳥居

特別御朱印の案内もありました。

半僧坊への階段

本堂が見えてきました。階段は約250段あったそうです。

大天狗・烏天狗像

天狗像が迎えてくれます。凛々しいお顔です。

乙女坂から建長寺へ

岩肌の大団扇(おおうちわ)

岩肌には天狗の大団扇が彫られていました。
乙女坂の階段を下りるとすぐ左にありました。

本殿

客殿

本殿横の客殿でご朱印を頂きました。

地蔵堂

鎌倉二十四地蔵尊霊場第十一番札所地蔵堂です。
勝上巘地蔵尊』が祀られています。

半僧坊からの眺め

天狗像の背中越しに素晴らしい景色が見えます。

富士見台

富士見台からは天気の良い日は富士山が綺麗に見えます。

相模湾見晴台

相模湾方面も眺めることができます。
手前に見えるのが建長寺の境内になります。

建長寺半僧坊のご朱印

半僧坊大権現:ご朱印

鎌倉二十四地蔵尊霊場第十一番札所:ご朱印

半僧坊大権現:特別ご朱印

大天狗:特別ご朱印

寺院情報

勝上巘(しょうじょうけん)展望台

地蔵堂から更に階段を登ると展望台天園ハイキングコースへの道があります。

天園ハイキングコースへの道もあり、瑞泉寺覚園寺まで行けるそうです。

展望台からの景色となります。
建長寺から半僧坊まで約250段展望台まで更に180段あるそうです。
苦労して登った甲斐がありました・・・。

天園ハイキングコースから半僧坊へ入るには建長寺拝観券が必要です。

ご覧頂きましてありがとうございます。