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華光院(けこういん)良林寺
由緒
華光院は大永元年(1521年)に武田信虎が甲府の躑躅ヶ崎館へ本拠地を移した際、
紀州根来山から御本尊の三宝荒神を勧請し、荒神堂を建てたのが始まりだそうです。
天文十一年(1542年)に武田信玄により現在地へ移され、
紀州の根来寺の弘尊法印を別当寺住職にして、祈願所としました。
参道階段
境内は高台にあるため、参道の階段を登ります。
山門
山門をくぐり左側に本堂があります。
本堂
本堂には柳沢吉里が寄進した宮殿(くうでん)があります。
随所に柳沢家の家紋の『四つ花菱』紋が施されているそうです。
享保八年(1723年)につくられたものだそうです。
太子堂(甲府城毘沙門堂)
享保十七年(1732年)に柳沢吉里が大和郡山へ転封の際、
甲府城より現在地へ移されたものと伝えられます。
甲府城に関係する建物の中で、現存する唯一の建物です。
現在は聖徳太子も祀られているため、太子堂と呼ばれています。
境内から西の眺めは見事です。
華光院のご朱印
ご朱印は本堂横より
ご朱印は本堂横にあるBOXの中の書き置きを頂き、お金は賽銭箱に納めました。
御本尊と毘沙門天が頂けます。
令和六年拝受:御本尊・ご朱印
令和六年拝受:甲府山の手七福神・毘沙門天:ご朱印
寺院情報
- 住所:山梨県甲府市元紺屋町33
- アクセス:JR甲府駅北口徒歩約20分
華光院周辺
甲斐総社八幡神社
華光院から川を渡り西に向かうと、甲斐総社八幡神社がありました。
武田氏滅亡後、甲府城を築城した浅野長政が現在地に遷座したそうです。
神社は無人でしたが、地域の方が清掃されていました。
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