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諏訪神社の大祭:佐原諏訪神社(すわじんじゃ)
由緒
平安時代の天慶の乱の際、大神惟季(おおがこれもと)が藤原純友の乱の鎮定の武勲があり、
その功績により下総国大須賀荘領主に任ぜられ、領内鎮守の神として、
信濃国の諏訪大社より勧請しました。
天正年間に伊能越前守信胤が領内の農民とともに佐原を開発する際、
遷座し、新宿惣町の氏神となりました。
参道
社殿は諏訪山にあるため、参道からは長い階段を登ります。
お車で来られた方は、社殿裏に駐車場があります。
諏訪山・駐車場側鳥居
車の場合は、諏訪の坂を登ると駐車場があります。
駐車場側の鳥居をくぐるとすぐに社殿があります。
社殿
元禄十四年(1701年)に諏訪大社より改めて堅魚木(かつおぎ)五本を拝領し、
本殿棟上に設置を許されました。
現在の社殿は嘉永六年(1853年)に造営されたものです。
社殿の彫刻が見事です。
神輿蔵
『万國衣冠(ばんこくいかん)して冕旒(べんりゅう)を拝す』・大正天皇即位記念の碑
参道階段には、大正天皇即位記念の碑が建っていました。
伊能家の献灯
伊能忠敬の子孫の方でしょうか。
諏訪神社の大祭・古写真
佐原の街なかにある小川薬局には、明治四十二年の諏訪神社の大祭の、
山車の古写真が飾られていました。
佐原諏訪神社のご朱印
佐原諏訪神社:ご朱印
授与品
ご朱印を頂いた際、節分の福豆を頂きました。
神社情報
- 住所:千葉県香取市佐原イ1020-3
- アクセス:JR成田線佐原駅徒歩約5分・東関東自動車道佐原香取I,Cより車で10分
- HP:http://osuwa3.jp/
佐原諏訪神社周辺
伊能忠敬銅像:佐原公園(諏訪下公園)
佐原諏訪神社のそばには、伊能忠敬(いのうただたか)の銅像が建っています。
大正八年(1919年)に建立されました。
伊能忠敬は十七歳の時、佐原の伊能家の婿養子となりました。
以後三十余年の間、伊能家の主人として、また村の名主、
村方後見などの役に付いて働きました。
隠居後五十歳で江戸へ出て、幕府天文方の高橋至時から本格的に西洋流の暦学を学び、
幕命によって十七年間全国の海岸線を実測して、精密な地図を作りました。
佐原は伊能忠敬が三十年余り暮らした場所で、近くの観福寺には伊能家の墓所があります。
銅像は佐原公園の中に建っています。
公園内には『希典書』と書かれた石碑がありました。乃木希典のことでしょうか。
伊能忠敬の銅像:JR成田線・佐原駅前
佐原駅前にも伊能忠敬の銅像が建っていました。
没後二百年の節目の年である平成三十年(2018年)の建立です。
佐原観光の際の昼食:魚文
昼食は、県立佐原病院の近くにある『魚文』のさしみ盛り合わせ定食を頂きました。
1,150円でおかずも豊富で、美味しく頂きました。
お店の前には、香取神宮の一の鳥居が建っていました。
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