神奈川県鎌倉市:鎌倉三十三観音霊場十七番札所:補陀洛寺のご朱印

竜巻寺:補陀洛寺(ふだらくじ)

鎌倉三十三観音霊場

鎌倉三十三観音霊場

大正から昭和初期に設定されました。
江戸時代に成立した『鎌倉郡三十三箇所』を元にしたといわれています。

専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。

由緒

養和元年(1181年)文覚上人開祖として、
源頼朝祈願所として建立されました。

たびたび竜巻に襲われた為『竜巻寺』とも呼ばれています。

鎌倉幕府初代将軍:源頼朝ゆかりの地

源頼朝

清和源氏の嫡流である河内源氏源義朝三男として生まれました。
義朝が平治の乱で敗れると伊豆に流されましたが、平家打倒に挙兵しました。
平家打倒を果たした後、鎌倉幕府初代将軍となりました。

源頼朝は、平家総大将であった平宗盛最後まで持っていた
『平家の赤旗』を奉納しました。

開祖:文覚上人

文覚上人

源頼朝にゆかりのある人物です。
後白河天皇より伊豆に流された際、同じく配流の身であった頼朝の知遇を得ました。
頼朝により平家が倒された後は、鎌倉では江島神社弁財天勧請しました。
頼朝の死後は様々な政争に巻き込まれ、佐渡に配流された後、
許されて京に戻りましたが、翌年対馬に配流の際、鎮西にて客死しました。

本堂

境内

補陀洛寺のご朱印

鎌倉三十三観音霊場第十七番札所:ご朱印

寺院情報

  • 住所:神奈川県鎌倉市材木座1-12-11
  • アクセス:JR鎌倉駅下車逗子駅行きバス『材木座』バス停下車徒歩2分

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