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小石川パークタワー公開空地:極楽水(ごくらくすい)
小石川七福神
由緒
小石川七福神の弁財天は、
『小石川パークタワー』というマンションの公開空地の中にあります。
元々は小石川七福神の寿老人を祀る宗慶寺の敷地内でした。
現在の宗慶寺は隣にあります。
応永二十二年(1415年)に了誉(りょうよ)上人が庵を結びました。
了誉上人が結んだ庵は後の伝通院となります。
極楽水
階段を下りた先に弁財天が祀られています。
石垣の下に祠がありました。かつては名水が湧き出ていたようです。
『小石川パークタワー』公開空地
マンションである『小石川パークタワー』の公開空地は、
自然豊かで落ち着いた雰囲気の中にありました。
公開空地の中には寺務所などは無く、弁財天のご朱印は宗慶寺で頂きました。
極楽水のご朱印
小石川七福神・弁財天:ご朱印
弁財天のご朱印は宗慶寺で頂きました。
極楽水情報
- 住所:東京都文京区小石川4-16-3
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車徒歩約8分
極楽水周辺
播磨坂さくら並木
徳雲寺から極楽水に向かう途中に播磨坂さくら並木があります。
環状三号線の一部として造られました。
江戸時代は松平播磨守(はりまのかみ)の上屋敷でした。
さくら並木は昭和三十五年に植えられた若木が育ったものだそうです。
高橋泥舟・山岡鉄舟旧宅跡
現在マンションが建っている場所は、かつて高橋泥舟、山岡鉄舟の屋敷が建っていました。
高橋泥舟、山岡鉄舟は義理の兄弟であり、勝海舟とともに『維新の三舟』と呼ばれ、
幕臣として徳川慶喜を支えました。
石川啄木(いしかわたくぼく)終焉の地
明治の歌人である石川啄木は、
明治四十五年(1912年)にこの地で二十六歳で亡くなりました。
石川啄木が最後に創作した歌が歌碑となっていました。
隣には石川啄木顕彰室がありました。
ご覧頂きましてありがとうございます。
古くは江戸七福神に数えられていた福聚院の大黒天や、
かつて小石川後楽園にあり、今は東京ドームに再び祀られるようになった福禄寿など、
古くから小石川界隈に祀られていた七福神に、
男弁財天を加えた八ヶ所の小石川七福神として、平成五年(1993年)に始まりました。
深光寺、徳雲寺、宗慶寺、極楽水、真珠院、福聚院、源覚寺、東京ドーム(福禄寿)