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田端八幡神社(たばたはちまんじんじゃ)
富士塚(ふじづか)
田端富士(たばたふじ)
境内には『田端富士三峰講』が祀る富士塚があります。
毎年2月20日に『富士講の初拝み』として祭事が行われます。
由緒
文治五年(1189年)に源頼朝が奥州征伐を終えて凱旋するときに、
鶴岡八幡宮を勧請して創建されました。
隣接する東覚寺の護摩堂の前にたっている一対の仁王像(赤紙仁王)は、
明治元年(1867年)の神仏分離令の発令によって移されるまでは、
神社の参道入口に立っていました。
正月の七福神期間に訪問した東覚寺の護摩堂前の一対の仁王像には、
『赤紙』が貼ってありました。
神輿庫と一の鳥居
谷田川の石橋(一の鳥居前)
一の鳥居の前には、昭和初期の改修工事によって暗渠となった、
谷田川の石橋が埋められています。
二の鳥居
二の鳥居をくぐり、階段を登ると社殿に着きます。
社殿
社殿は昭和二十年(1945年)の空襲で焼失しました。
その後平成二年(1990年)の放火で焼失し、平成五年(1993年)に再建されました。
令和六年六月参拝時:社殿
令和六年六月参拝時には、境内は緑豊かでした。
神輿庫
田端八幡神社のご朱印
令和六年拝受:ご朱印
正月の七福神期間中に隣の東覚寺を参拝後に立ち寄りました。
社務所にいた神職の方にご朱印を頂きました。
令和六年六月参拝時には、社務所には人がおらず、ご朱印の印鑑が置いてありました。
神社情報
- 住所:東京都北区田端2-7-2
- アクセス:京浜東北線田端駅徒歩約6分
田端八幡神社周辺
童橋(わらべばし)
JR山手線田端駅南口へ戻る際に渡りました。下は都道458号線が走ります。
かなりの高さです。
不動坂上からの眺め
階段上からは目の前を走る新幹線が良く見えます。
ご覧頂きましてありがとうございます。
富士信仰に基づいて、富士山に模して造られた山や塚のことです。
江戸時代に始まったもので、特に関東地方の神社に多く見られます。
既に存在する丘や古墳を転用して富士山に見立てたものや、
富士山の溶岩を積み上げたものがあります。
浅間神社の境内にあり、富士塚の山頂にも浅間神社奥宮が設けられています。