栃木県那須郡那須町：那須与一ゆかりの地：那須温泉神社のご朱印

那須与一は平家との屋島の戦いで扇の的を射る際、
『南無八幡大菩薩、別しては吾が国の神明、日光権現宇都宮、那須温泉大明神、願わくはあの扇の真中射させてたばえ給え』と、那須温泉神社を祈願して見事に扇を射ました。

昭和二十年(1945年)八月一日夜半から二日朝にかけて、
那須湯本温泉街が全焼する火災が起こりました。
太平洋戦争の空襲警報が発令し、
灯火管制下で使っていた照明用のローソクの消し忘れといわれています。

三之鳥居は文治二年(1186年)に那須与一が奉納しました。

那須街道前に鳥居があります。

本殿は慶長十二年に那須資晴によって建立されました。
幣殿・拝殿は昭和六十年に竣工しました。

白面金毛九尾の狐は、顔は白く、金色の毛並をしており、九つの尻尾を持ちます。
強大な妖力の持ち主であり、その強さは全ての妖狐の中でも最強といわれています。

室町時代に名僧・源翁(げんのう)和尚がお経を唱え、「喝っ」と杖を下ろすと、
石は粉々に砕け散り、それ以来毒気は収まり、祠に祀られました。

神社の後方の歩道を歩き、鳥居の先には殺生石がある賽の河原があります。
(扁額のある方の先は温泉神社の境内になります)

御祭神は天児屋根命で、狩野三郎行広は温泉発見の功により合祀されました。

樹齢八百年で高さ十二メートルあります。那須町の天然記念物に指定されています。

樹齢八百年、高さ十八メートルある御神木のミズナラは、『生きる』と命名されています。