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柴又の帝釈天:帝釈天題経寺(たいしゃくてんだいきょうじ)
山田洋次監督の映画『男はつらいよ』の舞台としても有名な柴又帝釈天です。
柴又駅前:寅さんとさくら像
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![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2021/01/さくら-scaled.jpg)
柴又駅前には寅さんとさくらの銅像が立っています。
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二人の視線が合うように作られています。
映画のワンシーンのようですね。
『男はつらいよ』の碑
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帝釈天に向かう参道に建つのは、
寅さんの映画のセリフを書いた山田洋次監督の碑です。
寅さんの名言
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途中には映画のワンシーンのセリフが貼ってあります。
由緒
正式名称は「経栄山題経寺(だいきょうじ)」という、日蓮宗の寺院です。
開山は禅那院日忠上人です。
中世に所在が行方不明となっていた、
日蓮聖人の親刻になる帝釈天の板本尊が、
安永八年(1779年)の春、庚申(かのえさる)の日に、
本堂修理の際に棟の上で発見されました。
これより「庚申」の日が縁日となりました。
帝釈天の信仰は、江戸市中に広まり、
三里(十二キロ)の道のりを宵をかけて参詣する風俗は、
今の盛んな信仰に受け継がれているようです。
二天門
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右に増長天、左に広目天がおられます。
明治二十九年に竣功された、総欅造りの豪壮な門です。
名人坂田留吉棟梁が仕上げました。
日光東照宮の陽明門を模したと言われています。
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帝釈堂
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名人坂田留吉棟梁が仕上げた総欅造です。
祖師堂
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古くから帝釈堂として使われていた建物を、現在の帝釈堂の建設の際、
修理の後に祖師堂として使うようになりました。
帝釈天のご朱印
平成二十二年拝受:ご朱印
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平成三十一年拝受:ご朱印
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寺院情報
- 住所:東京都葛飾区柴又7-10-3
- アクセス:京成線柴又駅徒歩3分
- HP:http://www.taishakuten.or.jp/index.html
帝釈天の周辺:矢切の渡し
矢切の渡し
帝釈天から江戸川のほうに向かうと有名な「矢切の渡し」があります。
葛飾区柴又と松戸市矢切地区を結んでいます。
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2021/01/矢切の渡し1-scaled.jpg)
渡し船に乗れるようになっています。
料金は中学生以上200円、子ども100円になっています。
松戸市観光協会の矢切の渡しHP
https://www.matsudo-kankou.jp/yakirinowatashi/
![](https://sansen-do.jp/wp-content/uploads/2021/01/矢切の渡し2-scaled.jpg)
江戸時代、幕府が設けた15か所の渡しの内の一つでしたが、
今では東京近郊で唯一残っている渡しとなります。
全国的に知られるようになったのは、
やはり細川たかしさんの大ヒット曲
『矢切の渡し』や『男はつらいよ』のヒットにより有名になったからでしょう。
地名としての呼び名は『やきり』となるそうですが、歌や駅名、バス停留所名としては、
『やぎり』と濁音になります。
ご覧頂きましてありがとうございます。