東京都港区:港七福神めぐり・弁財天:宝珠院のご朱印

増上寺塔頭:宝珠院(ほうじゅいん)

港七福神めぐり弁財天を祀る宝珠院増上寺塔頭です。

東京タワーが間近に見える場所にあります。

港七福神めぐり

港七福神めぐり

昭和八年(1933年)発足の『麻布稲荷七福神詣』が始まりとなります。
戦争の影響昭和十五年(1940年)に中断しましたが、
昭和四十一年(1966年)『港七福神めぐり』として再編されました。

宝珠院、飯倉熊野神社、十番稲荷神社、大法寺、櫻田神社、
六本木天祖神社麻布氷川神社

元旦から成人の日までの期間のみご朱印が授与されます。
港七福神めぐり公式サイト:https://www.minatoshichifukujin.org/index.html

弁天池

宝珠院の横には弁天池があります。
かつては「蓮池」「ゆりが渕」などと呼ばれていました。

由緒

貞享二年(1685年)増上寺三十世霊玄上人により、
蓮池の弁天堂の建立と同時に開創されました。

ご朱印敷き紙には由緒などが書かれていました。

本堂

御本尊:阿弥陀如来

江戸初期に造られたとされます。

妙見菩薩

本堂の改修に合わせて、新しく奉納された妙見菩薩像がお祀りされています。

開運出世大辨財天

徳川家康篤く信仰され、念持仏として、
家康自ら『開運出世大弁天』名付けられました。
港七福神めぐりのひとつとして数えられ、
毎年4月17日家康の命日御開帳されます。

三竦み(さんすくみ)

境内には、石像へび、かえる、なめくじが点在していました。
『へびはかえるを食べる、かえるはなめくじを食べる、なめくじがへびを溶かす』
という三者とも動けなくなる「三竦み(さんすくみ)」を意味しています。
物事が動かなくなる、転じて平和を願う気持ちが表現されています。

三竦み:へび

三竦み:かえる

三竦み:なめくじ

花籠(はなかご)

宝珠院のご朱印

御本尊・阿弥陀如来:ご朱印

薬師如来:ご朱印

閻魔大王:ご朱印

閻魔大王坐像港区指定有形文化財となっています。

港七福神めぐり・弁財天:ご朱印

寺院情報

  • 住所:東京都港区芝公園4-8-55
  • アクセス:都営大江戸線赤羽橋駅徒歩約5分・都営三田線芝公園駅徒歩約7分
  • HP:https://hoshuin.jp/

宝珠院周辺

台徳院御霊屋別当:大眼院(だいげんいん)

宝珠院の道路を挟んだ斜め前には、台徳院御霊屋別当大眼院があります。

増上寺に、江戸幕府二代将軍徳川秀忠廟所である台徳院御霊屋造営された際、
恵眼院(大眼院の旧寺名)宝松院別当として建立されました。

台徳院御霊屋は、太平洋戦争空襲で焼失し、
現在はホテルザ・プリンス・パークタワー東京が建っています。

大眼院横浜、新宿に移転し、
平成二十五年(2013年)増上寺旧山内現在地に戻りました。
外壁の瓦は、増上寺大殿屋根葺き替えに伴って、譲り受けたそうです。

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