Contents
- 1 全国東照宮めぐり:秩父三社:知知夫国総鎮守:秩父神社(ちちぶじんじゃ)
- 1.0.1 東京2020オリンピック聖火リレー第4区間スタート地点
- 1.0.2 全国東照宮めぐり
- 1.0.3 全国東照宮めぐり:御朱印帳
- 1.0.4 東照宮
- 1.0.5 秩父三社
- 1.0.6 由緒
- 1.0.7 境内案内図
- 1.0.8 御祭神
- 1.0.9 社標と鳥居
- 1.0.10 神馬舎
- 1.0.11 社殿
- 1.0.12 神門
- 1.0.13 秩父御柱
- 1.0.14 諏訪神社
- 1.0.15 秩父宮御手植銀杏
- 1.0.16 乳銀杏(ちちいちょう)
- 1.0.17 御歌碑:秩父宮妃勢津子殿下
- 1.0.18 柞の森(ははそのもり)
- 1.0.19 白虎門(びゃっこもん)
- 1.0.20 豊受大神宮
- 1.0.21 皇大神宮
- 1.0.22 天神地祇社(てんしんちぎしゃ)
- 1.0.23 神輿庫
- 1.0.24 禍津日社(まがつひしゃ)
- 1.0.25 天満天神社
- 1.0.26 柞(ははそ)稲荷社
- 1.0.27 神饌所(しんせんしょ)
- 1.0.28 剣聖高野佐三郎頌徳碑
- 1.1 秩父神社社殿の彫刻
- 2 秩父神社のご朱印
- 3 神社情報
全国東照宮めぐり:秩父三社:知知夫国総鎮守:秩父神社(ちちぶじんじゃ)
東京2020オリンピック聖火リレー第4区間スタート地点
秩父神社は東京オリンピックの聖火リレー第4区間のスタート地点でした。
全国東照宮めぐり
全国東照宮めぐり:御朱印帳
御朱印帳は日光東照宮で頂きました。
東照宮
秩父神社境内には東照宮が祀られています。
秩父三社
寶登山神社(ほどさんじんじゃ):秩父郡長瀞町
三峯神社(みつみねじんじゃ):秩父市
秩父神社(ちちぶじんじゃ):秩父市
また旧国名知知夫(秩父)の国の一の宮となっています。
由緒
第十代崇神天皇の御代に、
知知夫国の初代国造に任ぜられた知知夫彦命が、
祖神である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)をお祀りしたことに始まり、
知知夫国総鎮守として現在に至ります。
境内案内図
御祭神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) : 北辰妙見
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう): 昭和天皇弟宮
秩父宮雍仁親王は昭和二十八年合祀されました。
『スポーツの宮様』として広く国民に親しまれました。
社標と鳥居
秩父鉄道御花畑駅から番場通りを歩くと、
秩父神社前交差点前に社標と鳥居があります。
神馬舎
大鳥居をくぐると右側に神馬舎があります。
社殿
社殿は永禄十二年(1569年)に武田信玄の侵攻により焼失したものを、
天正二十年(1592年)に関東へ入国した徳川家康の寄進により、
再建されました。
本殿・幣殿・拝殿の三棟からなる権現造です。
神門
秩父御柱
境内の諏訪社も信州の諏訪大社に倣い、『建御柱』を執行しています。
番場町民が例大祭宵宮に「山出し」された「御柱」を、
南方より番場妙見通りを「里曳き」し同日夕刻に「建御柱」が執行されます。
諏訪神社
秩父宮御手植銀杏
乳銀杏(ちちいちょう)
昭和八年夏に秩父宮勢津子妃殿下がお手植えされた銀杏は、
その形から乳銀杏(ちちいちょう)と呼ばれています。
垂れ下がっている部分はデンプンが蓄積されているそうです。
御歌碑:秩父宮妃勢津子殿下
秩父宮妃勢津子殿下の歌碑があります。
柞の森(ははそのもり)
鎮守の森は古くから『柞の森(ははそのもり)』と呼ばれています。
柞(ははそ)はクヌギやミズナラなどの総称だそうです。
白虎門(びゃっこもん)
西側の門は白虎門と呼ばれています。
豊受大神宮
伊勢神宮外宮の豊受大神宮が祀られています。
皇大神宮
天神地祇社(てんしんちぎしゃ)
全国の一の宮がお祀りされています。
多くの一の宮の神々を境内社としてお祀りしている事例は、
全国的にも珍しいということです。
神輿庫
禍津日社(まがつひしゃ)
天満天神社
柞(ははそ)稲荷社
神饌所(しんせんしょ)
剣聖高野佐三郎頌徳碑
境内には剣道界の最高権威者で、『昭和の剣聖』と称された、
高野佐三郎頌徳碑があります。
秩父神社社殿の彫刻
徳川家康が『寅の年、寅の日、寅の刻』生まれという事で、
それにちなんで社殿の四面にわたって寅にちなんだ彫刻が施されています。
令和三年参拝時:子宝子育ての虎
修復前の子宝子育ての虎です。
令和五年参拝時:子宝子育ての虎
名工の左甚五郎が、
徳川家康の威厳と御祭神を守護する神使として彫刻したと伝えられています。
当時の狩野派では虎の群れの中に必ず一匹の豹を描くことが定法とされていたことから、
母虎があえて豹として描かれているのが特徴的です。
お元気三猿
有名な日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿とは違った表情です。
『よく見・よく聞いて・よく話そう』ということだそうです。
北辰の梟(ふくろう)
本殿北側中央に彫刻された梟(ふくろう)は「北辰の梟」といって、
体は正面の本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わず御祭神を守っています。
令和五年参拝時:修復中の北辰の梟
修復期間は令和五年中のようです。
つなぎの龍
左甚五郎作の『つなぎの龍』です。
その昔秩父三十四ヶ所霊場十五番札所の少林寺の近くに『天ヶ池』という池があり、
棲みついた龍が暴れた際には彫刻の下に水溜りが出来たことから、
彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、龍は現れなくなったという伝説があります。
瓢箪から駒
秩父夜祭の神様は御神馬に乗って御旅所にお渡りになることから、
毎年十二月三日には本物の馬二頭が奉納され、御神幸のお供をしています。
例大祭である秩父夜祭では『ホーリャイホーリャイ』と囃して屋台を動かしますが、
これは仙人が住むという伝説の島『蓬莱山』になぞらえての呼び方だそうです。
秩父夜祭(ちちぶよまつり)
秩父神社の例大祭である『秩父夜祭』は毎年十二月三日に行われます。
社殿の彫刻
釣りをする恵比須様がいます。
相撲をしています。行司は布袋様でしょうか。
秩父神社のご朱印
平成二十五年拝受:ご朱印
令和三年拝受:ご朱印
令和五年拝受:ご朱印
神社情報
- 住所:埼玉県秩父市番場町1-3
- アクセス:秩父鉄道秩父駅徒歩3分
- HP:http://www.chichibu-jinja.or.jp/
ご覧頂きましてありがとうございます。
昭和四十年(1965年)に全国の徳川家康公を奉斎する神社で、
『全国東照宮連合会』が結成されました。
平成二十七年の徳川家康没後四百年忌にご朱印帳が作成されました。
『全国東照宮めぐり』は現在加盟している四十七社を巡るものです。