Contents
- 1 東国三社:茨城十二社:鹿島神宮(かしまじんぐう)
- 1.0.1 茨城十二社
- 1.0.2 東国三社
- 1.0.3 古代から続く『神宮』三社
- 1.0.4 Jリーグ鹿島アントラーズ:チーム名の由来
- 1.0.5 鹿園(神鹿:しんろく)
- 1.0.6 なぜ鹿島神宮が『勝利の神様』なのか
- 1.0.7 境内案内図
- 1.0.8 由緒
- 1.0.9 国指定重要文化財:社殿
- 1.0.10 国指定重要文化財:本殿
- 1.0.11 国指定重要文化財:楼門(日本三大楼門)
- 1.0.12 国指定重要文化財:仮殿
- 1.0.13 奥宮
- 1.0.14 要石(かなめいし)
- 1.0.15 大鯰の碑
- 1.0.16 御手洗(みたらし)池
- 1.0.17 祖霊社
- 1.0.18 手水舎
- 1.0.19 石灯籠
- 1.0.20 親鸞上人旧跡
- 1.0.21 材木置き場
- 1.0.22 BS時代劇・塚原卜伝:案内看板
- 1.0.23 一之鳥居
- 1.0.24 御祭神
- 2 鹿島神宮のご朱印
- 3 神社情報
東国三社:茨城十二社:鹿島神宮(かしまじんぐう)
茨城十二社
御朱印帳には十二社以外の神社のご朱印も頂けます。
東国三社
古代から続く『神宮』三社
Jリーグ鹿島アントラーズ:チーム名の由来
Jリーグチーム鹿島アントラーズのアントラー(鹿角)は、
また境内で飼われている鹿(神鹿)が名前の由来となっています。
鹿園(神鹿:しんろく)
古くから鹿は御祭神・武甕槌大神(たけいかづちのおおかみ)のお使いといわれています。
天照大御神の命令を武甕槌大神に伝えたのが、
鹿の神霊とされている天迦久神(あめのかくのかみ)であったことによります。
昭和三十二年に奈良と神田神社から神鹿を迎え、現在の鹿園が開園されました。
なぜ鹿島神宮が『勝利の神様』なのか
かつて香取神宮の神様とともに、出雲国において国譲りの交渉に成功し、
東国を中心とした日本国中の荒ぶる神々を平定した功績が大きいようです。
境内案内図
鹿島神宮は広い境内で、豊かな森に覆われています。
由緒
神武天皇元年に創建されたといわれています。
藤原氏からも氏神として崇敬されました。
藤原氏が春日大社を創建した際、
鹿島神宮からも武甕槌大神(たけいかづちのおおかみ)が勧請されました。
国指定重要文化財:社殿
社殿は本殿・石の間・幣殿・拝殿の四棟から成る、三間社流造(ながれづくり)です。
元和五年(1619年)に江戸幕府二代将軍の徳川秀忠により、現在の社殿が寄進されました。
国指定重要文化財:本殿
国指定重要文化財:楼門(日本三大楼門)
寛永十一年(1634年)には水戸藩初代藩主の徳川頼房より楼門等が造営されました。
筥崎宮:福岡県福岡市東区
阿蘇神社:熊本県阿蘇市
鹿島神宮:茨城県鹿嶋市
国指定重要文化財:仮殿
社殿の前には国指定重要文化財の仮殿があります。
本殿を修理する時などに一時的に神様をお遷しする社殿です。
現在は摂末社、所管社の御分霊が祀られています。
奥宮
奥宮には鹿島神宮御祭神の武甕槌大神(たけいかづちのおおかみ)の荒魂(あらみたま)が、
祀られています。
社殿は慶長十年(1605年)に徳川家康によって本殿として奉納されましたが、
元和五年(1619年)に江戸幕府二代将軍の徳川秀忠によって、
社殿が寄進された際、奥宮の社殿となりました。
要石(かなめいし)
奥宮から更に神宮の森を奥に進むと、要石(かなめいし)があります。
要石は地中に住む大鯰(なまず)を抑える為、地中深く差し込んであります。
鹿島神宮と香取神宮にあります。
要石の地表に露出している頭頂部は、香取神宮は凸型で、鹿島神宮は凹型をしています。
徳川光圀が七日七晩掘らせても掘り切ることができなかったという伝説があります。
大鯰の碑
御祭神が大鯰の頭を押さえている石碑がありました。
御手洗(みたらし)池
1日に約40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。
祖霊社
昭和二十二年に成蹊学園内の鹿島神社を移築したものです。
氏子中の戦没者・祖霊が祀られています。
手水舎
石灯籠
元和五年(1619年)に社殿造営に関係した安藤対馬守によって奉納されました。
親鸞上人旧跡
鹿園を中心とした一角は神宮寺跡で、親鸞上人は、『教行信証』執筆のため、
たびたび鹿島神宮を訪れ、一切経やその他文献を閲覧しました。
材木置き場
境内には工作場があり、木造造作物を一手に担っています。材木が置かれていました。
BS時代劇・塚原卜伝:案内看板
鹿島に生まれた剣豪・塚原卜伝(ぼくでん)は、鹿島神宮に千日間参籠し、
『一之太刀』を会得しました。鹿島神宮境内で撮影があったそうです。
一之鳥居
大船津(鹿嶋市大船津2251沖)の一之鳥居が、北浦の水上に建っています。
鎌倉時代に鹿嶋の土地隆起によって、御手洗池近くまで入っていた船の往来ができなくなり、
船着き場となった大船津に、僧侶の忍性が鳥居を建てたのが最初とされています。
元和四年(1618年)に江戸幕府二代将軍の徳川秀忠が、社殿と合わせて奉納しました。
現在の鳥居は、平成二十五年(2013年)に再建されました。
水底からの高さが18.5メートル、幅22.5メートルもあり、水上の鳥居としては、
厳島神社の高さ16メートルを超える国内最大級の大きさです。
御祭神
武甕槌大神(たけいかづちのおおかみ):国譲りの神様
朝早く参拝させて頂きましたが、
境内に漂うご神気のようなものを体に取り込むことで、
何か浄化されたような清々しい気持ちとなります。
何か勝負に挑む、新たな挑戦をする際にお参りをすることで、
自分の心の支えとなってくれる神様ではないでしょうか。
鹿島神宮のご朱印
平成十八年拝受:ご朱印
平成二十七年拝受:ご朱印
平成二十七年拝受:奥宮・ご朱印
令和六年拝受:御朱印帳
令和六年拝受:ご朱印
令和六年拝受:奥宮・ご朱印
神社情報
- 住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
- アクセス:東関東自動車道「潮来インター」より15分
JR鹿島線「鹿島神宮」駅徒歩10分 - HP:http://kashimajingu.jp/
ご覧頂きありがとうございます。
茨城県内にある十二社を巡るものです。御朱印帳は笠間稲荷神社で頂きました。
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ):茨城県東茨城郡大洗町
笠間稲荷神社:茨城県笠間市
茨城県護国神社:茨城県水戸市
吉田神社:茨城県水戸市
常盤神社:茨城県水戸市
酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ):茨城県ひたちなか市
水戸八幡宮:茨城県水戸市
水戸東照宮:茨城県水戸市
大杉神社:茨城県稲敷市
常陸國総社宮:茨城県石岡市
筑波山神社:茨城県つくば市
鹿島神宮:茨城県鹿嶋市