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鎌倉二十四地蔵尊霊場第八番札所:御本尊・閻魔大王:円応寺(えんのうじ)
古都鎌倉十三佛霊場
古都鎌倉十三佛霊場:御朱印帳
由緒
建長二年(1250年)に智覚大師によって創建されました。
御本尊は閻魔大王です。閻魔堂、十王堂とも呼ばれ、
亡者が冥界において出会う「十王」を祀っています。
初め見越嶽(鎌倉大仏高徳院の近く)にありましたが、
足利尊氏が由比ヶ浜に移築し、元禄十六年(1703年)の大地震後に現在地へ移りました。
階段
建長寺の先の巨福呂坂切通のトンネルに向けて歩くと、
円応寺の階段が見えてきます。看板が目印です。
拝観料は令和四年当時のもので、寺院HPによると令和五年四月に改定されております。
山門
山門をくぐると受付があります。拝観料を納め、境内に入ります。
受付でご朱印も頂きました。
本堂
御本尊の閻魔大王座像(国指定重要文化財)は運慶作と伝わっています。
運慶は笑いながら彫像した故事と、閻魔像の表情から『笑い閻魔』と呼ばれています。
本堂内では閻魔大王座像や延命地蔵が間近に見ることができます。
鐘楼堂
茅葺きの鐘楼堂がありました。
円応寺のご朱印
平成三十年拝受:十王:ご朱印
平成三十年拝受:古都鎌倉十三佛霊場第五番札所:ご朱印
令和四年拝受:鎌倉二十四地蔵尊霊場第八番札所:ご朱印
寺院情報
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1543
- アクセス:JR北鎌倉駅徒歩15分
- HP:https://kamakura-ennouji.jp/
円応寺周辺
巨福呂坂(こぶくろざか)(新道)
鎌倉七口の一つである巨福呂坂の旧道は私有地の為、
現在通り抜けが出来なくなっています。
北鎌倉から神奈川県立近代美術館鎌倉別館へ抜ける現在の道は、
明治十九年(1886年)に開かれました。
ご覧頂きましてありがとうございます。
十三仏を参拝すれば、亡き人の追善になり、
また追善を行った功徳により、
自らの死後十三王の審判から救済されるという十三仏信仰が盛んになり、
日本全国に霊場があり、多くの人が巡拝しています。