東京都文京区：小石川七福神・弁財天：極楽水のご朱印

元々は小石川七福神の寿老人を祀る宗慶寺の敷地内でした。
現在の宗慶寺は隣にあります。

了誉上人が結んだ庵は後の伝通院となります。

階段を下りた先に弁財天が祀られています。

石垣の下に祠がありました。かつては名水が湧き出ていたようです。

マンションである『小石川パークタワー』の公開空地は、
自然豊かで落ち着いた雰囲気の中にありました。

公開空地の中には寺務所などは無く、弁財天のご朱印は宗慶寺で頂きました。

弁財天のご朱印は宗慶寺で頂きました。

徳雲寺から極楽水に向かう途中に播磨坂さくら並木があります。

環状三号線の一部として造られました。

江戸時代は松平播磨守(はりまのかみ)の上屋敷でした。
さくら並木は昭和三十五年に植えられた若木が育ったものだそうです。

現在マンションが建っている場所は、かつて高橋泥舟、山岡鉄舟の屋敷が建っていました。
高橋泥舟、山岡鉄舟は義理の兄弟であり、勝海舟とともに『維新の三舟』と呼ばれ、
幕臣として徳川慶喜を支えました。

明治の歌人である石川啄木は、
明治四十五年(1912年)にこの地で二十六歳で亡くなりました。

石川啄木が最後に創作した歌が歌碑となっていました。

隣には石川啄木顕彰室がありました。