東京都台東区:上野公園内:寛永寺開山堂のご朱印

両大師:東叡山寛永寺開山堂

由緒

開山堂慈眼大師天海大僧正をお祀りしています。

また天海僧正が尊崇していた慈恵大師良源大僧正もお祀りしているので、
両大師』と呼ばれています。

創建正保元年(1644年)となります。

慈恵大師正月三日に亡くなったところから、
元三大師(がんざんだいし)』と呼ばれ、
厄除け大師としても広く信仰されています。

慈眼大師百八歳の長寿であったところから、
健康長寿のお大師さまとしても親しまれています。

慈眼大師による元三大師への祈祷により、
江戸幕府四代将軍徳川家綱が誕生したことから、
子授け大師としても広く信仰されています。

山門

開山堂

たびたびの火災に遭い、現在のお堂平成五年(1993年)の再建となります。

阿弥陀堂

御車返し(みくるま)の桜

後水尾天皇が京都の常照皇寺に花見に行った際、
桜のあまりの美しさに、帰り道に牛車を戻して再び見たことから、
御車返し』の名がつきました。

皇子である守澄法親王寛永寺の山主に就任したことから、
その縁より御車返しの桜植えられました。

幸田露伴旧宅の門

明治の文豪である幸田露伴谷中にあった旧宅の門移築したものです。

代表作の『五重塔』は、
寛永寺根本中堂を手掛けた大工の棟梁がモデルだそうです。

地蔵菩薩

寛永寺開山堂のご朱印

平成二十一年拝受:両大師:ご朱印

令和三年拝受:両大師:ご朱印

慈眼大師:ご朱印

慈恵大師:ご朱印

寺院情報

  • 住所:東京都台東区上野公園14-5
  • アクセス:JR鶯谷駅徒歩5分・JR上野駅徒歩10分
  • HP:http://kaneiji.jp/

国指定重要文化財:寛永寺旧本坊表門

寛永寺旧本坊表門

寛永寺本坊は、
寛永二年(1625年)品川将軍家別殿を移築したものです。

上野戦争により焼失し、現在は表門だけが残っています。

寛永寺黒門跡

寛永寺黒門跡

上野公園入口にかつて黒門(くろもん)がありました。
幕末上野戦争では最も激しい戦闘が行われました。
焼け残った黒門は明治四十年(1907年)に荒川区の円通寺に移築されました。
かつてあった黒門を壁泉で表現しています。

黒門:由緒

上野公園から見る東京スカイツリー

上野公園から見るスカイツリーの景色です。

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