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あんばさま:大杉神社
茨城十二社
茨城十二社:御朱印帳
由緒
神護景雲元年(767年)の創建といわれています。
勝道上人が日光への道中、
巨杉を神籬(ひもろぎ:神を迎える臨時の依り代)として、
三輪明神を勧請し、人々を数々の奇跡で救済しました。
慶長年間には徳川幕府より、
天海僧正を別当の安穏寺の住職とし、
神社とともに東叡山寛永寺の支配下におかれました。
境内の勝馬神社は、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターの関係者が、
大杉神社と並んで一年の祈願に訪れることで有名です。
社殿
大杉神社は「あんばさま」と呼ばれています。
『あんば参れば日光見るに及ばず』といわれた豪華な社殿です。
平成十八年(2006年)に社殿の復元工事が竣工しました。
アンバ神
「アンバ神」とは房総半島北部域から茨城県東南部一帯を支配していた、
「ウナカミの王」を祀る「日の神様」であります。
海あるいは海やその周辺で生活する人々の守り神なのです。
後に『悪魔祓のアンバ様』と称されるように、
厄除・八方除・星除・空亡除(天中殺・大殺界除)に御利益があるようです。
麒麟門
平成二十二年に約二百八十年ぶりに再建されました。
日本の中枢であった江戸の鬼門に当たることから、
鬼門封じの為、扉は開かれることはありません。
宝暦の大地震、富士山の大噴火など相次ぐ天災を除けるために建てられた門です。
主祭神
倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ):大物主
大杉神社のご朱印
大杉神社:ご朱印
神社情報
- 住所:茨城県稲敷市阿波958
- アクセス:常磐道稲敷I.Cより3㎞・JR成田線神埼駅前より専用バス(土日のみ)
- HP:http://oosugi-jinja.or.jp/
ご覧頂きありがとうございます。
茨城県内にある十二社を巡るものです。御朱印帳は笠間稲荷神社で頂けます。
専用のご朱印帳ではありませんので、ご朱印は十二社以外の神社でも頂けます。