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源頼義勧請:由比若宮(ゆいわかみや)
鶴岡八幡宮が現在地に鎮座される前は、現在の材木座にありました。

令和五年1月の材木座海岸です。天候に恵まれ、富士山が姿を現していました。

由緒
前九年の役で奥州を鎮定した源頼義は、
康平六年(1063年)に源氏の守り神である石清水八幡宮を由比郷に勧請しました。
永保元年(1081年)には源頼義の子である源義家が修復を加えました。
治承四年(1180年)十月に鎌倉幕府初代将軍の源頼朝が鎌倉に入ると遥拝し、
鶴岡八幡宮を現在地に遷しました。

『元鶴岡八幡宮』という社標があります。

社殿

閑静な住宅街の中にある社です。

下の写真は令和四年十一月三日に参拝した際の社殿です。良い天気の日でした。

源義家旗立松

境内には源義家お手植えの旗立松があります。
石清水の井

由比若宮から歩いてすぐのところに石で作られた井戸があり、
『石清水の井』と呼ばれています。

参道

近くには『元八幡』という名のバス停がありますが、
ここまでが参道となります。『元鶴岡八幡宮』という社標がありました。
令和四年十一月三日の社務所と境内

11月3日にお伺いした際は月次祭の日のようで、社務所が開いていました。

令和五年正月

小町大路からの入口には新年の看板がありました。
由比若宮のご朱印
令和四年拝受:由比若宮:ご朱印

11月3日が月次祭の日で社務所が開いていましたので、ご朱印を頂きました。
令和五年正月拝受:由比若宮:ご朱印

神社情報
- 住所:神奈川県鎌倉市材木座1-7-9
- アクセス:JR鎌倉駅徒歩12分
由比若宮周辺
滑川

由比若宮へは由比ガ浜歩道橋から滑川を渡って向かいました。

陸奥桜(むつざくら)(由比ガ浜歩道橋近く)

由比ガ浜歩道橋近くにある鎌倉女学院の前に『陸奥桜(むつざくら)』があります。
鎌倉女学院は明治時代の外交官である陸奥宗光の長男である陸奥広吉の別荘跡地で、
明治三十七年(1904年)に鎌倉女学院に寄贈されました。

平成十六年(2004年)に新校舎完成時に大島桜が植樹され、
『陸奥桜』と命名されたそうです。
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