古都鎌倉十三佛第八番札所:竹の寺:報国寺(ほうこくじ)
鎌倉三十三観音霊場
専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。
古都鎌倉十三佛霊場
十三仏を参拝すれば、亡き人の追善になり、
また追善を行った功徳により、
自らの死後十三王の審判から救済されるという十三仏信仰が盛んになり、
日本全国に霊場があり、多くの人が巡拝しています。
古都鎌倉十三佛霊場:御朱印帳
由緒
建武元年(1334年)に仏乗禅師により開山されました。
開基は足利家時(足利尊氏の祖父)で、上杉重兼(宅間上杉家)も創建に関わっているそうです。
永享十年(1438年)に起きた『永享の乱』で敗れた、
鎌倉公方の足利持氏の子である義久が報国寺で自害しています。
足利持氏は瑞泉寺の塔頭永安寺で自害しました。
山門
本堂
釈迦堂
迦葉堂
鐘楼堂
鐘楼堂の茅葺屋根がまた趣あります。
境内
桜の綺麗な境内です。
竹の庭
『竹の庭』は『ミシュラン・グリーンガイド』で三ツ星を頂いています。
休耕庵
『休耕庵』では竹の庭を見ながら抹茶や和菓子を頂くことができます。
竹の庭
静かで落ち着いた庭でした。
『竹の庭』は拝観料300円で見学できます。休耕庵での抹茶付で600円でした。
苔の庭
地蔵尊
苔の上に地蔵尊が安置されています。
竹の庭だけで無く苔もきれいなお庭です。
枯山水庭園
本堂の裏には枯山水庭園があります。
足利一族の墓
開基の足利家時や報国寺で自刃した足利義久ら一族の墓といわれています。
足利家時は、先祖の源義家が残した、
『自分は七代の子孫に生まれ変わって天下を取る』という内容の置文の、
七代目にあたりました。
自害の時に『三代後の子孫に天下を取らせよ』と祈願し、
室町幕府初代将軍の足利尊氏がその三代後あたります。
報国寺のご朱印
平成十五年拝受:鎌倉三十三観音霊場第十番札所:ご朱印
平成二十六年拝受:鎌倉三十三観音霊場第十番札所:ご朱印
古都鎌倉十三佛霊場第八番札所:ご朱印
寺院情報
- 住所:神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
- アクセス:JR鎌倉駅下車京急バス鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き
『浄明寺』バス停下車徒歩3分 - HP:https://houkokuji.or.jp/
ご覧頂きましてありがとうございます。
大正から昭和初期に設定されました。
江戸時代に成立した『鎌倉郡三十三箇所』を元にしたといわれています。