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元品川総鎮守:荏原神社(えばらじんじゃ)
東海七福神
鳥居の側には恵比須神の像がありました。
由緒
和銅二年(709年)に奈良丹生川上神社より高龗神(タカオカミノカミ)を勧請し、
長元二年(1029年)に神明宮、宝治元年(1247年)に京都八坂神社より牛頭天王を勧請しました。
その後源氏、上杉氏、徳川氏など多くの武家の信仰を受けました。
明治元年に明治天皇が京都から東京に入られる際や、京都御幸、東京御幸の際には、
内侍所(宮中賢所)となりました。
明治八年(1875年)には荏原神社に改称されました。
鳥居
社殿は目黒川沿いにあります。
社殿
現在の社殿は弘化元年(1844年)のものです。
社殿には龍の彫刻がありました。他にも見事な彫刻が施されていました。
荏原神社のご朱印
荏原神社:ご朱印
東海七福神・恵比須神:ご朱印
神社情報
- 住所:東京都品川区北品川2-30-28
- アクセス:京急新馬場駅下車徒歩4分
- HP:http://ebarajinja.org/
荏原神社周辺
品川橋
品川橋は目黒川に架けられ、江戸時代には境橋とも呼ばれていました。
稼穡稲荷(かしょくいなり)
荏原神社のそばに稼穡(かしょく)稲荷がありました。
六行会(江戸時代の品川宿有志の会)が薩摩屋敷からこの土地を譲り受けた際、
文久元年(1861年)に伏見稲荷を分請したそうです。
境内には御神木である大きなイチョウの木がありました。
御神木の高さは二十三メートルあり、樹齢は五百年から六百年だそうです。
三島宿の街道松
東海道十一番目の宿場町である三島宿の街道松です。
浜松宿の街道松
東海道二十九番目の宿場町である浜松宿の街道松です。
浜松宿の街道松のある場所は街道松の広場と呼ばれています。
三岳(みたけ)
江戸時代には三岳(みたけ)と呼ばれていたそうです。
宮川家旧宅跡
荏原神社から旧東海道沿いを西に歩くと『宮川家旧宅跡』があります。
宮川家は春米屋(つきごめ)を営んでいたようです。
跡地は現在マンションとなっています。
ご覧頂きましてありがとうございます。
京急北品川駅から大森海岸駅までを最寄駅とし、旧東海道を歩く七福神巡りです。
昭和七年(1932年)に品川が当時の東京市に編入された記念に制定されました。
品川神社・養願寺・一心寺・荏原神社・天祖諏訪神社・磐井神社・品川寺
元旦から成人の日までの期間内にご朱印を頂く事が出来ます。